これ買いました平成19年9月

19.9.26 精神が衰弱している状態。

内田裕也とザ・フラワーズ

チャレンジ!+5

CD コロムビア COCP51050

フラワーズ唯一の単独アルバムに未発表音源二曲とシングルのうち「ファンタジックガール」を除く全曲とコロムビアでのフラワーズの全貌をつかめるアルバム。大体は聞いたことあり。改めて聴くと例えば「君恋し」などがあの編曲になったわけが見えてきて面白い。未発表の二曲のうち「ファイヤ」はアーサーブラウンの方、もう一つはドアーズの「ファイブ・トゥ・ワン」というえらく渋い選曲だが、どちらにしてもサイケデリックの観点から選ばれた曲であろう。どちらも発表された曲と出来は変らず、むしろこちらの方が出来は良いかもしれない。オリジナルの発表段階で訳のわからない外人の会話よりもこれらを収録した方が良かっただろうと思われる。

寺内タケシとブルージーンズ

真夏の海をぶっ飛ばせ〜寺内タケシとすばらしいエレキ野郎達

CD キング KICS8153

所謂第三次ブルージーンズがサーフィン/北欧エレキの名曲に自作曲を混ぜ込んだいかにもエレキバンドらしい選曲で迫るアルバムで、曲間を波音と外国人のたどたどしいMCで繋いでいく。この時期は第三次ブルージーンズでは最も充実した演奏をしている頃なので、アレンジという面ではストレートに過ぎるけれども、演奏自体の切れがよい。選曲は、今のエレキインストバンドがやるとしたらちょっと尻ごみするであろうもので、日本で流行った曲を中心としたリアルタイムを知っている人間ならではのもの。オリジナル曲の出来はよいが、カバー曲と比べると曲調の新しさが目立ち浮いてはいる。

19.9.18 今月はもうお金がないのよ。

多羅尾伴内楽團

vol.1&vol.2

CD ソニー SRCL5008

大滝詠一の残したアルバムの中でも取り分けの奇盤。多羅尾伴内楽團名義の二枚のインストアルバムにボーナストラックを追加した御得盤。前半のvol.1は選曲的にはそうでもなく(ただ自分が好きな曲がやたらに多い。)、ペダルスティールとピアノがそのサウンドの中心を担っていてそれとは異なる世界であることが強調されているにもかかわらず見事に所謂北欧インストの世界が現出。魔術的である。後半はオリジナルに近い形ではこれが初CD化というサーフものを集めたvol.2。これも一般的にはややマイナー目だが自分の好きな曲が並んでおって大変に楽しい。こちらはエレキギターとサックスがフィーチャーされておって、これも見識の深さに恐れ入るばかり。またドラムソロと波の音で曲間が繋いであり一種のノンストップ盤となっている。一般には他のアルバムに比べ扱いが軽かったが、自分の趣味の問題もあって非常に聞きたかったので感激。聞けば聞くほどその後の大滝詠一のキャリアに繋がっていく要素やこの人の持論を知っていると物凄く納得できる遊び(「サーフパーティー」に「恋をするなら」を絡ませるとか)が見て取れ、興味深い。ボーナストラックとして唯一のオリジナル作品「夢の乙女号」が入っているが、これもまた自分の琴線に触れる曲で、歌謡の神祇礼崇に似るをよく判っているのが実に愉しい。

ガールズ

野良猫

CD ユニバーサル UPCH20038

昭和を代表するガールズ・ロック・バンドのファーストアルバム。大学の頃に当時再発で出ていたCDが生協のCD屋に置いてあったのだが金を貯めているうちに買われてしまい大変に悔しい思いをしたが、ようやく恨みが果たせた感じ。考えてみれば、これは自分が生まれた僅か5か月後に出たアルバムであり、(「野良猫」の発表時だと僅か3か月後だ。)いくらなんでも彼女らのことをリアルタイムで見ているわけはないとは思うのだが、今に至るまで女性のロックバンドというと、自分が思い浮かべる範というのはこのバンドである。何かよほど強烈な体験があったのかもしれない。

このアルバムは前半はいなたい、いかにもなイカレた感じの女の子を感じさせるオリジナル、後半(B面)はインスト一曲を除き英語のままランナウェイズやブロンディといった人たちの洋楽をカバーしている。格好はパンクっぽいが、日本のロックの流れを引きブルースロックの要素が大変に高い。それにしても本当に彼女達が弾いているのかよくわからないところがあり、仮に弾いていたとしても明らかにゲストプレーヤーが鍵を握っている演奏があったりして、音を聞いていても本当は何をやりたかったのかよくわからない。本人達の演奏だとして、もうちょっと軽いポップスの方面を向いていたのではないかという気がする。とは言え、このバンドでは、その得体の知れなさがいい方に向いており、特に日本語オリジナルではとにかく表層的なところに煮凝られたようなボーカルの持つ女性のやる(又はやらされている)ロックという記号性が極限まで突き詰められていて、その歌唱の硬さにも関わらず、その点情緒に勝る。このあたり、やはり先駆者であるだけあって偉大さがある。アルバム的にはインストは毒にも薬にも妻にもなっていない。

ガールズ

パンキー・キッス

CD ユニバーサル UPCH20039

同上のセカンドにしてラスト。ファーストアルバムよりも洋楽志向での先行シングルからの二曲とインスト一曲を除くと全てカバーもの。ただし、日本語で歌われているものが3分の2を占め、かつジャンルもビートルズやレイ・チャールズから前作に続きランナウェイズ、ブロンディ、彼らのイメージに近いラモーンズ(殆どリアルタイムでのカバー)まであって、やはり得体が知れない。レイ・チャールズの「旅立てジャック」は練りこんだ編曲で耳目を引くし、時代を偲べる日本語詩のランナウェイズの「スーパーカーでぶっ飛ばせ」も気にはなるが、やはり最終的にはポップスをやりたかったんだろうなという情念のようなものが音にあって、ブロンディものが一番似合っている。このアルバムでもサックスが鍵を握っている楽曲があるが、大分プロデューサーがこのバンドの扱いに馴れたものと見えて、ギャップがなく、素直に聞ける。やはりインストは毒にも薬にも妻にもなっていないが、前作よりは意図がわかるので安心した。このバンドにはシングルオンリーの曲にも優れたトラックの侍れば、是非とも何かの形でつけて欲しかったところだが、仕方なし、次回以降に期待すべし。

沢田駿吾とモダン・ジャズ・オールスターズ

決定版!これぞボサ・ノバ

CD ディスクユニオン THCD045

タイトルそのままでボサノバの名曲(一部それ以外もあるが)をカバーした稀少盤の復刻。当時の豪華なメンバーを引き連れて演奏される上級のボサノバ・インストアルバム(スキャットの入るのもあるが)で、ギター以上にフルートの味が深いものも目立つ。このあたりは付属のライナーに書いてあるので付け加えることもない。何度も再販されたようだが、昔からものがわかる人はちゃんとものがわかって、いいものを選んでいたのだなとつくづくと思う。それがマスとリンクするかは偶然なり必然なりの諸条件があるので何ともいえないが、このアルバムの出来は素晴らしい。沢田俊吾は本来こういう音楽が得意であり、志向していたのであって、そういう人が同じギターだからと言ってベンチャーズ流の人たちを審査したりしていたのは今から見ると大変面白い。

V.A.

心と耳にのこるCMのうた

CD キング KICS3001

パチもの歌手の埋め草もあるが初CD化曲も結構あるCMソング集。あまりポリシーも感じられないが、「パルナスの歌」が収録されているので買った次第。恐ろしいほどこれが浮いているけれども、買う人の殆どはこれが目当てだろうから50年代から60年代に作られたCMソングと並べた方が違和感なく栄えたのではないかという気もする。それにしてもカバーとも言えないようなパチものというのは何故に時代を超えて共通するような脆弱感があるのだろう。

V.A.

歌いまくる大映スター座頭市女賭博師ザ・ガードマン大映スターパレード実況録音盤

CD Pヴァイン PCD25062

大映レコードが所属の映画スターや歌手たちを集めてレーベル誕生一周年記念マラソンライヴを行ったものの当時出たよりぬき音源集。何しろレーベル所属歌手のほぼ全員を集めて行なった(ザ・トーイズやスパッツまで動員されたという!)という気合の入ったショーであっただけにその中の一部を覘き見た(聞いた)というだけにもかかわらずその異様な熱気を感じる。何故か初期大映の曲の中でも自分が好きな曲が多く採られ、特に自分の評価が非常に高い八泉鮎子の「女ひとりで」がライヴで聞けるのが非常にありがたい。この人は60年代の歌謡曲の歌手の中でも最も強烈な歌唱が出来る人だと認識しているが、残した音源は案外少ないのでいっその事全部揃えて取り纏めてほしい。他には江波杏子のストレートに飛んでくる、凍りつくようなきりっとした歌声がここでも健在で嬉しい。南州太郎の「おじゃまします」も一発ギャグ部分以外の本格的な歌唱が実に出色の出来で、最近では本職の歌手でもここまで朗々とした張りのある確かな歌唱をする人というのはトンと見ない。この人を含め、全盛期の大映という会社自体の勢いをひしひしと感じる。大映といえば勝新太郎をとにかく持上げる風潮があるが、自分は「シーサイド横浜」を除けばどうにもそこまでの評価をしていなかったところ、このライヴでの「座頭市子守唄」での台詞回しの見事さはなるほど素晴らしく、ようやくどうして勝新太郎の唄を皆騒いでおるのか見当が付いた。全編に絡む宮尾たか志(宮尾すすむの師匠)の司会ぶりもすばらしいもので、いかにもショーを見ている(聞いている)という気持ちを満腹にしてくれる。世の中に「昭和歌謡」(この言い方大ッ嫌いだが)を志向する歌手は多いけれども、是非こういう司会まで含めた形で「歌謡ショー」を有職故実に則った形で再現してくれるバンドはいないものか。いないなら自分がやるので、協力者を募りたいところだ。なお、大映レコードは規模や売れ方の割に名曲が多いので、これからも復刻に期待したい。

V.A.(O.S.T)

スリル・サスペンス・アクション“オレとシャム猫”〜TVテーマミュージック〈サントラ〉コレクション

CD ウルトラヴァイヴ CDSOL1177

60年代から70年代にかけての秘密警察ものを中心としたドラマ主題歌集。歌謡曲がエレキからグルーヴの時代だけあり、またスパイものや刹那に掛ける男の物語といえばエレキ、華やかな女性のしなやかな動きを愉しむ(「目の保養」)にはダンサブルなものがあっているので、その手の作品が並ぶ。そういうわけで、西野バレエ団四姉妹をフィーチャーした「フラワーアクション009ノ1」のテーマとかも入っているのでその手のものが好きな人にも良い。ボーナストラックにアイドルスの「平四郎危機一髪」が入っていたので万難を排して泣きながら買ったのだが、余り練りこまれたようでなく、ぶっつけで録音した様子がありありと浮かぶ。

パヒューム

ポリリズム

マキシ 徳間 TKCA73255

今年の歌謡曲で最も出来の良い曲。曲が良くて、売れ線狙いで、それが実際に売れて、しかも情緒満点の正統派歌謡曲というのはどのくらいぶりに聞いたか覚えがない。「ラブマシーン」まで遡るかも知れない。この曲は全く歌手に頼ろうという姿勢がない。とにかく曲だけで勝負しようという野心に溢れている。一言で言えば「非情」。歌謡としてのテクノポップの極北であって、これよりもテクノにかしがってしまえば売れたとしてもクラブものとしてのコップの中の嵐しか起こせなかっただろうし、これよりももう少し歌謡にかしがって歌手の生身の部分が表に出てきてしまえば、これほどまでに楽曲の世界が定まることもなく、したがってその他大勢に埋没したことであろう。この微妙なバランス感覚は全く以って作者である中田ヤスタカという人の殊勲賞であって、また、これを環境保護キャンペーンに使うことを許可したNHKとACの責任者の卓見も賞賛すべし。

19.9.15 一日、寝すぎ。

ピータース

虹のキャンドル

EP ポリドール DP2056

本体入手。曲自体は、A面は消え入りそうなアイドルGSにしか出来ないファンタジア・ポップス。B面は勇壮と言えなくもないマカロニウエスタン調の曲。どうでもいいが、バンド名が混乱している。ジャケットには「ピータース」と書いてあるが、その下に英語で「THE PETERS」とあり、裏の歌詞カードには「ピーターズ」と書いてある。一体「ザ」は付くのか、「ス」は濁るのか濁らないのかどっちが正解なんだろう。他のポリドールのGSは、タイガースが英語としては間違っているけれども、混乱していないから不思議。

19.9.8 ごめん、寝てた。

ジミー竹内とエキサイターズ

ドラム・ドラム・ドラム/津軽じょんがら節 ジミー民謡を叩く!

LP 東芝 TP60004

「ドラム・ドラム・ドラム」シリーズの一枚。民謡をドラムインスト化したアルバムとしてはシリーズ二枚目。叩きまくり、という感覚は大分後退していてちょっと食い足りないが、これは腕が良過ぎるが故の我儘な注文か。無鉄砲な陽気さが息を潜めてしまっている。余りにも上手すぎて、これだったら普通の和太鼓でやればいいじゃない、というような曲も幾つかある。とくに表題曲は三味線との一騎打ちで緊張感一杯。

ジミー竹内とエキサイターズ

ドラム・ドラム・ドラム/ホワイト・クリスマス

LP 東芝 TP7557

同上。クリスマスソングをドラムインスト化したもの。「グリーンスリーヴス」も収録されている。これもこのバンドとしてはかなり押さえた演奏で済ませている、といったところ。ただし、比較的に初期のアルバムであるから、大人しめではあっても叩きまくりの感覚とうずうずしている様子は音から伝わってきて、いざポンと叩きまくりが出てきたときの高揚感は相当なものがある。

ザ・ヤング・ビーツ

歌謡曲ベスト14 エレキで歌おう

LP 東芝 TP7173

大変に有名な「歌のない歌謡曲」系エレキインストアルバム。当時でしか考えられない選曲の歌謡曲14曲がずらりと並ぶ。わかる人には全く以って面白いが、わからない人にはただただ退屈に聞こえるという踏み絵のようなアルバム。約半分を鈴木邦彦が編曲しており、それらの曲ではおそらく自ら弾いていると思われるオルガンが主戦を引き受けている。とりわけ「夢は夜ひらく」はこのアルバムで最もエレキバンドらしい編曲になっており、好感。尤も聴く限り最も出来が良いように思われたのは「夜霧よ今夜も有難う」で、「ラララ」の影響を受けていると思われる重苦しいビートを強調したアレンジに料理されており、他が案外素直なアレンジできている中相当に異質。

ジョーヤ増渕とアフロ・アミーゴス

ベスト・ポップ・ア・ゴーゴー

LP 東芝 TP7231

ムードコーラス作品も残した腕利きラテンバンドが全盛のGS・和製ポップスをラテン・インスト化。このバンドはこういうけったいな名前だけが注目されてきたが、何しろ演奏が上手い。ライナーではギターについて強調されておるけれども、彼らの他の作品もあわせて聞いてみるとパーカッションの使い方がやたらに上手いバンドという印象が強い。さて、このアルバムは「青空のある限り」で幕を開けるが、これがオリジナルのワイルドワンズも鋭い演奏で迫ってくるけれども、それ以上に破壊的な衝動の溢れる演奏で度肝を抜く。荒れ狂うファズギターも確かに凄いが、それ以上にオルガンのピヨピヨ感と音圧以上の圧倒的な情熱が凡百のカバーを蹴散らす勢い。ちなみにライナーではこの曲がサイケデリックであることを正しく指摘している。この勢いはそのまま次の「いとしのマックス」に続き、陰のあるオリジナルの雰囲気を壊さないまま熱狂的にカバーしており、この時代の東芝の勢いを図らずも体現しているかのような鬼気迫る演奏は圧巻の一言。あとはまあ、トータルとしてまとまった演奏に仕上がっているが、B面では「いとしのジザベル」がカップス以上に破壊的な演奏をしておって、このバンドの油断の出来なさを再認識する。

ザ・ギャラクシーズ

エレキ・ムード・イン・ジャパン

LP ビクター SJV214

本体入手。昭和30年代最末期に流行った曲を中心に北欧エレキインスト調にまとめたアルバム。最も傑出した出来の「鈴懸の道」は何故かCD化から遠ざけられているが、これは大変に惜しいと思う。このバンドについてはタイのエレキバンドだという説があるが、解説にも全くその旨なく、蓋しジャケットから連想された冗談が事実として流布されたものか。(追記・あー、英語の解説のところに「タレンテッド」って書いてあるのを「タイランド」と読み間違えたか冗談で読み替えたのが広まったんだと推理した。特記もないので日本のバンドで間違いないと思う。)

鈴木邦彦とザ・ジョーカーズ

ダンシング・ゴー!ゴー!亜麻色の髪の乙女

LP ビクター SJV370

これもGS全盛期にリリースされたインストアルバム。鈴木邦彦が自らオルガンを弾いている。GSの曲の選曲が多いが、麻里圭子のカバーが二曲(「銀色のお月さま」「恋のヴェンダ」)、木下節子のカバーが一曲(「サマー・ノクターン」←なんちゅう選曲だ。)入っているのが意表をつく。一曲CD化済み。始めからスローなゴーゴー用インストを目指して作ったと書いてある通り、ミドルテンポでどちらかといえば緩やかな演奏が多いが、鈴木邦彦のオルガンが前面に出た曲はなかなか暴力的な部分も見られる。バニーズの「太陽の花」のカバーもあるが、これもどうも踏ん切りがついていないようで、やはり自作曲のカバーの出来がよい。

スイング・ウエスト

ボサ・ノバで踊ろう

LP テイチク UPS5014

ニューリズムとしてのボサノバが導入されたときのインストアルバム。バンドの解説が一切なくあちらで作られたアルバムに見せかけようとしたものか。解説に「フィリピン・マンボ系のドドンパ」とあって、この時代の音楽評論家にはそのことが自明であったことが伺われる。内容はハワイアンからロシア民謡からウエスタンからとにかく色々なジャンルの曲をボサノバでやってしまえという玉砕的な精神で作られたことが耳に沁みるもので、これだったらラテンバンドがやればいいのに何でスイング・ウエストがやる必要があったのかよくわからない。サックスとパーカッションが強調されておって、ツイストバンドの、それもスイング・ウエストがやっているとは全く気が付かない、結構本格的なアルバムになっている。そういう意味では成功しているのだろうが、どうも腑に落ちない。「ビギンザビギンボサノバ」はタイトルはなんだかよくわからないがよくボサノバにまとめている。「ダーク・アイズ」は個人的に好きな歌なので贔屓目もあるだろうが、これも殊勲賞もの。

ザ・シャデラックス

フォークでクリスマス

17cmLP コロムビア JSS54

日本で最も重要なフォーク・グループなのに全くアンソロジーもベストもオリジナルアルバムも何もCD化されない人たち。クリスマスソング4曲。彼らの根があくまでもコーラスグループで、それがたまたま楽器も手に取ってフォーク・グループ化したということがよくわかる華麗で見事なコーラスワークが聞ける。まあ、尤も曲としての出来自体は普通。

 

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