これ買いました平成22年10月

 

22.10.31 辛いことしかありゃしない。

ノリオ&ザ・ジェノバ

サハリンの灯は消えず

マキシ クラウン CDP613

ジェノバのボーカルとドラムの人が女性メンバーなども入れてバンドを「新結成」しヒット曲を再録音したもの。大滝詠一の「さらばシベリア鉄道」のアレンジがフィードバックされていて、音楽の歴史というものに思いをはせる。こういう再録音ものは情趣が落ちてがっかりすることが多いが、これは格別、特に「帰り道は遠かった」はオリジナルとは別の凄みが出ていて別個の存在感がある。山本吉明のボーカルも研ぎ澄まされ、インディー盤で終わったのがつくづく残念だ。おすすめ。

ブルーエコーズ

相模湖ブルース

EP キング BS311

聴取中。このバンドの最大のヒット曲か。

久保内成幸とロマネスク・セブン

ある別れ

EP コロムビア SAS1538

聴取中。おそらくラストシングル。

ザ・キャンディーズ

ネズミの日記

EP ビクター SV1064

聴取中。GSにもアイドルにも同名のグループがあるが、これはカレッジ・フォークのキャンディーズ。

 他にCDR2枚を頂く。

22.10.26 不見。

宝みつ子

仙人部落の女

EP ポリドール DR1476

聴取中。有名盤。

22.10.23 花。

ゆうこ&ツインリーブ

オン・ステージ

LP キング NAS943

聴取中。ムードコーラスの自主盤。演歌系の曲に混じって「シェリー」や「テネシー・ワルツ」をやっているから、本性はパラダイスキングのようなオールディーズバンドなのだろう。

22.10.20 歌。

トライアングル

トライアングル・ラブレター+三重奏

CD ソニー DQCL256

ポストキャンディーズと言われた3人組のファーストアルバムとセカンドアルバムを足したもの。ファーストとセカンドではメンバーが替わっていて雰囲気が大分変わっている。ファーストはディスコティック色が強調されているのに対し、セカンドはアイドルポップス色が強調されている。これはキャンディーズの路線を突っ走ろうとした穂口雄右の路線とその当てが外れてしまい途方に暮れている渡辺茂樹の路線の違いと言うべきか。ファーストアルバムにも渡辺茂樹が二曲の編曲で参加しているが殆どは穂口の作・編曲で(全曲穂口作曲・島武実作詞)でトータルアルバム的な色彩が強い一方、セカンドはそれほど作詩作曲者に偏りがなく総花的な印象を受ける。このグループはキャンディーズの後継で作ったグループだけあって実力もまずまずあって、ある程度まとまっている曲も多いが、それにプラスして何かという点がやや欠ける。総じてアルバムの中では冴える曲で売らんかなという気概がやや及んでいないように思われる。これは要するに本人も周囲もキャンディーズの陰を感じて、これから大きく崩れるようなラインに持って行けなかったところからきていると推測されるので、キャンディーズという事を一応取っ払って彼らの活動が計画されていたら全然違う結果になったかも知れない。アイドルですら伝統的歌謡曲に収斂してしまうのは良くも悪くもスタッフのGS臭の強さから来ているように感じる。こう聞いても「0のメルヘン」の出来が傑出している。

22.10.19 どうも曜日の感覚がおかしくていけない。

高宮啓二とラヴサウンズ

女やどり木

EP キャニオン A258

聴取中。

22.10.17 なんか休んだ気がしない。

V.A.

クラウン・レコーズ・PW・マスター・ブラック・レーベル・シングル・コンプリート・コレクションvol.1

4CD ブリッジ BRIDGE170〜173

クラウンPW品番台初期のシングルを全てCD化するという日本では前代未聞のレーベル・アンソロジー第一弾。GSやビートガールが多いので3/4はすでにCD化されているがその価値や大。青春歌謡やビートボーイ、フォークにも光が当たって欲しい。個人的には次に出るであろう後半戦が楽しみ。

レーベルカラーが統一されているし、極端につまらない曲もないから聞きやすい。確かにヒットしそうな曲はほとんどないが、価値観の転換点の時代だったのだな。「勉強セー」を除いて全A面の楽譜が載っているのもありがたい。

今回初めて聞いた楽曲では西洋司の「大阪の若者たち」「恋の別れ道」が出色。アメリカのローカルビートと歌謡が適度に混ざった楽曲。

 それにしても本当に後半が出るのだろうか。このレーベルの魅力といえばGSだろうが、後半に入るGSってよく考えたらリンガースしかいないじゃない。世の中の人がそうそうサムソナイツや演歌化した和製ポップス歌手を興味を持って聞けるのかしら。大体このボックス自体でも前半と後半では一年ぐらいしかタイムラグがないにも関わらず全くその雰囲気が違う。これを一緒くたに好む人というのはいるのだろうか。その快挙にも関わらず疑問あり。

 なお、これでクーガーズの「あこがれ」が再CD化されたので「なかにし礼GSコレクション」の御役御免。

スコッチ・ファイブ

とけた水割り

LP フィリップス FX6045

聴取中。自分たちのシングルA面2曲に他人の演歌系の曲のカバーをつけた典型的ムードコーラスグループのアルバム。

22.10.8 なくて七癖。

寺内タケシとブルージーンズ

レッツ・ゴー・ラテン!

17cmLP キング SS74

聴取中。

ザ・サンダース

アクション

17cmLP テイチク SUW90

聴取中。アクション番組のテーマ曲のカバー。

和田弘とマヒナ・スターズ

手紙

EP ビクター SV108

聴取中。

ザ・ヘルプフル・ソウル

アルディンのテーマ

EP ビクター JET1905S

聴取中。A面CD化済。

22.10.7 ちょっといいことあり。

柏木由紀子、和田弘とマヒナ・スターズ

氷点

EP ビクター SV412

聴取中。A面CD化済。「笑点」の元ネタ。

22.10.6 いいことがない。

HI−ME

金太の大冒険

CDS コロムビア CODA266

平成初期のよくわからないガールグループブームの時の産で、パチンコアイドルとして活躍したという。広島から出てきた三人組ということではパフュームの先輩格に当たる。曲はつボイノリオのカバーで、時期の割には打ち込みの演奏に逃げていないのが珍味で、フィドルを活躍させたカントリー風の編集にさせている。女性に下ネタを歌わせているときにありがちな過剰な演出がなく割合と淡々と歌っているのが良い。上手くはないがTPOに合致している。カップリングは畑中葉子とビートたけしのヒット曲「丸の内ストーリー」のカバー。台詞を男女間の会話からOLの駄弁りにかえただけで。アイドルソングの範疇にとどまっており、初めからオッサンを対象としたアイドルという事を狙っていたのだろうから、これはこれで良い。この時期のこのクラスの人にクオリティの高いボサノバを期待するのは無茶で、やれる限りにおいては一番良い編曲をしている。編曲は藤原いくろうで山本正之との縁もこの人脈から出たものだろう。なお、一部でこの人たちはハイミーと読むとしているサイトがあるが、実際に正式な読み方が何なのかしっかりとした確証がない。

平成おんな組

ビバ!結婚!

CDS テイチク TEDN245

本体入手。同時期に雨後の筍の様につぎつぎ現れたセクシーグループ路線の中でも屈指の名曲。平成歌謡の切り込み隊長。カップリングはイタリアンツイスト歌謡の末裔。この人たちのバックの取り組み次第では歌謡史に残ったと思うが、これは自分の想い出補正が多分に入っているだろうから強く言わない。改めてみると平成初年の風俗だ。個人的な名盤。

和田弘とマヒナ・スターズ、スリー・グレーセス

白銀は招くよ

EP ビクター VS287

聴取中。

22.10.5 つまらない仕事が多い。

V.A.

東京ビートニクスVol.1

CD テイチク TECN25212

 本体入手。やっと東京ビートニクスの純正シリーズが全部揃った。アロージャズオーケストラの「六本木24時間」が聞き物。

モモ

ポケベルNightは5643♯

CDS BMGビクター BVDR252

本体入手。カップリング共々ポケベル歌謡の最高傑作。カップリングの「ポケベルが鳴りっぱなし」は「ポケベルが鳴らなくて」のイントロを導入して一気にパンクに持っていくというメタ歌謡の快作。平成当初は売れなかった歌謡に奇作多し。なお、大山アンザは密かに注目を要するもの。

三浦弘とハニー・シックス

ふたりのヨコハマ

EP ビクター SV6320

聴取中。

三浦弘とハニー・シックス

飛んでゆきたいラブコール

EP ビクター SV9343

聴取中。

22.10.1 しかし益のない仕事してるな・・・。

和田弘とマヒナ・スターズ

野反湖悲歌

EP ビクター VS755

聴取中。

和田弘とマヒナスターズ

街角

EP ビクター VS847

聴取中。このシングルのジャケットのアーティスト表記には例外的に「・」が入っていない。B面は今井京子「明日も夜が来る」。

山下洋治とムーディースターズ・松田淳子

チョット見のいい女

EP クラウン CW1798

聴取中。A面CD化済。泉ピン子と競作。B面カラオケ。

鶴岡正義と東京ロマンチカ

桜恋歌

EP ユピテル YS96

聴取中。

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