日本初のフォーク・ロック・バンド
ヴィレッジ・シンガーズ
Village Singers
GSの中でも素晴らしいジャケの一つだと思うのだが・・・。
ガレージ/サイケ一辺倒の見方をしていると、どうしてもメジャーGSの中でも特に見落とされがちになるのが、このヴィレッジ・シンガースだ。坊ちゃんバンド、保守主義、楽器がろくに弾けないと投げかけられる言葉は辛辣を極めるが、リアルタイムでGSを経験した人にとってはこの時代を代表するバンドとして記憶されていることだろう。また、日本を代表するポピュラー作曲家筒美京平を男にしたバンドとして歌謡曲屋にとっては重要な位置を占めるバンドである。そして私もこのバンドを評価する。それは「最後の1950年代ポップス」グループとしてである。この点にかけては、欧米日本のどのグループよりも過激な行動をとっていると言って過言ではない。
ヴィレッジは41年6月にウエスタン系フォークグループだったフォークトレッカーズの3人にドラム、オルガン(デビュー前に脱退)の二人が加わりフォークロック編成になって誕生したバンドである。フォークロックバンドとしては日本最古といっていい。同年10月にCBSからヴェーグラント・クワルテットらと一緒にフォーク・グループとして「暗い砂浜」でデビューした。この時期にはフォーク喫茶で定期演奏するとともに、MRA運動に参加しアジア巡業したり、ニューフォークスのバックを勤めたりした。しかしフォーク路線はうまくいかず結局二枚のシングルだけで打ち止めになってしまう。そこで42年8月にメンバーを再編。新メンバーによる第一弾「バラ色の雲」が大ヒットし、以降歌謡バラード路線でヒットを飛ばし続けた。短髪、清潔でブルーコメッツの弟バンド的扱いされ、ホリプロの稼ぎ頭として活躍し、「GSの貴公子」として親しまれた。しかし、あまりに安全策に走りすぎたためマンネリに陥り、後期はムード歌謡に傾倒し衰退していった。46年6月解散。解散後のメンバーは林ゆたかを中心に全員が裏方として成功し、チューブを育てたり、俳優として活躍したり、ソロとしてレコード出したりしていたが、近年いろいろな追い風もあり再結成してディナーショーに出演したりしている。
第二次以降のヴィレッジは何といっても清水道夫のヴォーカルの素晴らしさが目を引く。文句なくバラード/歌謡を歌わせたらGS界No.1だろう。また筒美京平による煌びやかなアレンジも耳目を集めるところであろう。しかし、それだけではない。このバンドは大して演奏できないというイメージが強いが、実はそうでもなく、特にドラムはすざまじく、「ヘイ・エイ」や「好きだから」で聞けるドラムはぐいぐいと演奏を引っ張り爽快である。また、アルバムは安全策中の安全策のようなシングルに対して意外にひねったコンセプトで迫ってくるので油断できない。まあ、成功してると言い切れるのはないけど。このバンドはイメージを取り去って純粋に曲を聞くとロック以前の洋楽ポップスのにおいがぷんぷんとしている。世界的にもこの時期にこんなことやっているのは大変珍しく、その意味では「過激派」と言えるだろう。この点は前述の通り「最後の1950年代ポップスグループ」として特筆すべき点であると思う。一方骨太なフォークロックも何曲かある。ロックのカテゴライズが揺らいでいる今こそ見直してもらいたい。GSのジャンルとしての魅力は音楽としての実体がないにもかかわらず統一感があることである。
パーソネル
小松 久 リード・ギター(元フォークトレッカーズ)
林 ゆたか ドラムス
南里 孝夫 アコースティック・ギター/バンジョー(元フォークトレッカーズ・42年まで)
森 おさむ ベース(元フォークトレッカーズ・42年まで)
清水 道夫 ギター・ヴォーカル(42年から)
小池 哲夫 オルガン(42年から)
笹井 一臣 ベース(42年から44年まで)
角田 英治 ベース(44年から・のちパープル・シャドウズ)
ディスコグラフィー(タイトルが変色しているのはCD化済み。)
シングル
発売日 |
カタログ番号 |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
オリコン順位 |
備考 |
41.10 |
CBSコロムビアLL10007JC |
暗い砂浜 |
寺本圭一 |
小松久 |
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発足前 |
清楚ながらもたるいフォークロック。アルバムバージョンの方が断然出来がいい。 |
ブルー・ロビン |
寺本圭一 |
石川鷹彦 |
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沈鬱なだけのフォーク・バラード。 |
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42.2 |
CBSコロムビアLL10020JC |
君を求めて |
佐々木勉 |
佐々木勉 |
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発足前 |
これも清楚ながらもたるく、切れの悪いフォークバラード。 |
思い出はぼくの胸に |
森おさむ |
森おさむ |
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カレッジ・フォークの前哨戦だが情緒にかける。すうどんにもいかないゆでる前の麺みたいな歌。 |
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42.8 |
CBSコロムビアLL10032JC |
バラ色の雲 |
橋本淳 |
筒美京平 |
森岡賢一郎 |
69位 0.9万枚 |
爆発するストリングスに乗って清水道夫の出色のボーカルが押し捲る素晴らしい歌謡バラード。最初から最後まで弾けまくった編曲で背メロディーもコーラスワークも斬新。和製ポップの最高傑作のひとつ。 |
輝く星 |
林ゆたか |
林ゆたか |
森岡賢一郎 |
メンバーによるボトムにふさわしい情緒のあるバラード。素朴なつくりに好感が持てる。 |
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42.11.10 |
CBSコロムビアLL10042JC |
好きだから |
橋本淳 |
筒美京平 |
|
14位 9.5万枚 |
ベースから始まりドラムが目立つやや歌謡よりのポップバラード。二度目のBメロ直前に演奏がもたるのが愛らしい。特にチェンバロ。このバンドのA面の中では渋めの印象。 |
風の中の瞳 |
橋本淳 |
筒美京平 |
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寒々とした情緒あふれる哀愁のサウンドで始まる北方歌謡調バラード。しかし、さびで転調するなど表情豊かでなんだかわからないが勢いは感じさせる。 |
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42.2.25 |
CBSコロムビアLL10048JC |
亜麻色の髪の乙女 |
橋本淳 |
すぎやまこういち |
すぎやまこういち |
7位 18.6万枚 |
格調高い歌謡バラード。清水道夫という逸材が無ければ構築できない情緒がある歌。前面に立つストリングスに隠れているがドラムの音が印象的。突然島谷ひとみにカバーされ話題になったが、元々は前年に録音されたもののお蔵入りした青山ミチの「花咲く丘で」という歌。青山のバージョンもついにCD化された。 |
瞳をとじて |
橋本淳 |
筒美京平 |
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GS界の布施明とでも名づけたいような堂々朗々とした清水の歌唱が堪能できる、ソフトタッチのバラード歌謡。 |
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43.4.25 |
コロムビアLL10056JC |
虹の中のレモン |
橋本淳 |
筒美京平 |
筒美京平 |
17位/12位 11.3万枚/2.9万枚 |
のどかな中にも緊張感がただよう清水道夫頼りのポップス青春歌謡。 |
思い出の指輪 |
橋本淳 |
筒美京平 |
筒美京平 |
このバンドの最高傑作。急流のようなストリングスではじまり、朗々とした歌唱、和気藹々としたコーラス、沸き立つような編曲、明日につながるようなエンディングと文句のつけようのない溌剌青春ポップス。 |
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43.8.25 |
コロムビアLL10065JC |
星が降るまで |
橋本淳 |
筒美京平 |
筒美京平 |
28位 5.4万枚 |
夢見るようなスロー・バラード。いつものとおり朗々とした歌い上げではじまるが、囁く様な演出は女の子ファンにアピールしたに違いない。全体的には売れたら嘘のような曲。 |
森の中の少女 |
橋本淳 |
筒美京平 |
筒美京平 |
精気にあふれた歌謡バラード。さびでの盛り上げをしっかり考えたメリハリの利いた曲で、こっちをA面にしたほうがよかったのでは。 |
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43.11.10 |
CBSソニーSONA86012 |
落葉とくちづけ |
橋本淳 |
すぎやまこういち |
すぎやまこういち |
33位 5.3万枚 |
沈鬱な歌謡バラード。この曲のさびの盛り上げ方には無理があるような気がする。 |
しあわせ色の瞳 |
橋本淳 |
すぎやまこういち |
すぎやまこういち |
急流なサウンドで、「森の中の少女」のさびと導入を逆転させたような歌。いきなり挿入される歌い上げハミングはちょっと唖然とする。 |
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44.2.5 |
CBSソニーSONA86021 |
雨の中の恋 |
佐々木勉 |
佐々木勉 |
野口武義 |
42位 3.0万枚 |
昔のミュージカル映画の主題歌みたいな歌で、一服の清涼剤という感じのスローバラード。相変わらず歌い上げ。 |
さらば恋人 |
なかにし礼 |
村井邦彦 |
村井邦彦 |
さびはよくできているが、そこにいくまでがなかなか辛い純歌謡。 |
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44.3.21 |
CBSソニーSONA86025 |
泣きながら恋をした頃 |
浜口庫之助 |
浜口庫之助 |
ありたあきら |
75位 1.8万枚
|
これは盛り上がりに欠ける凡曲。別に清水道夫の歌唱力がなくともいい歌。浜庫さんの失敗作。 |
かえっておいで |
浜口庫之助 |
浜口庫之助 |
ありたあきら |
ささやきかける軽い歌謡曲。これも困った曲。 |
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44.8 |
CBSソニーSONA86052 |
裸足の恋 |
橋本淳 |
すぎやまこういち |
すぎやまこういち |
ランク外 |
ランク入りしなかったのが不思議なソニー移籍後のシングル曲の中で最も完成度が高い歌。バラードで始まり女性的な感情を歌い上げるや否やスローテンポになる等目まぐるしい展開を見せるがさっぱり保守的にしか聞こえないという素晴らしい曲。 |
なぎさは遠かった |
橋本淳 |
すぎやまこういち |
すぎやまこういち |
雲が晴れたように現れるさびが眩しい爽快なポップスより歌謡。 |
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44.11 |
CBSソニーSONA86073 |
X’masなんて来てほしくない |
いまいずみあきら |
郷伍郎 |
テディ池谷 |
ランク外 |
軽くブルーが入ったクリスマスもの。清水の歌唱が裏目に出て感情の表現が十分に生かせなかったが、曲自体の出来はいい。おそらく意図としては「ジングルベル・・・」の部分をもっと賑やかなアレンジにする気だったものと思われる。詩は今一つ情緒がなく、残念無念。 |
口紅とレモンと10円 |
郷伍郎 |
郷伍郎 |
テディ池谷 |
ほのぼのとしたノスタルジックな童謡調の歌。はるかな青春の思い出をみごとにスケッチ。 |
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45.3 |
CBSソニーSONA86091 |
悲しい星空 |
西川ひとみ |
中村泰士 |
ありたあきら |
ランク外 |
いきなりディープなムードコーラス。ロックのロの字もポップスのポの字もない。考えようによっちゃむちゃくちゃ過激。 |
ひとりでいたから |
どいあきら |
中村泰士 |
ありたあきら |
これは埋め草で作ったとしか思えない、どうしようもないムードコーラスの凡曲。 |
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45.6 |
CBSソニーSONA86117 |
六本木の雨の中で |
丹古晴己 |
鈴木淳 |
鈴木淳 |
ランク外 |
ジャジーなピアノを主戦としたグルーヴィーなムードコーラスの決定版。奥村チヨを想わせる曲調がナイス! |
夜明けの哀愁 |
丹古晴己 |
鈴木淳 |
鈴木淳 |
サックスとチェンバロが煽動する典型的なムードコーラス曲で、リズムもボンゴが刻んでいる。多少ライトではあるがダークフェローズやロス・プリモスなどのクラウンのムードコーラスグループを思わせる。それにしてもGSのグの字も無い。 |
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45.9 |
CBSソニーSONA86144 |
ノーチェ・デ・渋谷 |
阿久悠 |
中村泰士 |
小谷充 |
ランク外 |
ムード歌謡化に一息ついたポップス路線。大人の街渋谷を歌っているが浮き足立っている。 |
モナ・リザの街 |
伊藤アキラ |
桜井順 |
桜井順 |
ポップ色のかなり強いムードコーラス。ピアノが主戦。 |
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46.1 |
CBSソニーSONA86163 |
ここより永遠に |
清水道夫 |
小松久 |
馬飼野俊一 |
ランク外 |
メンバー自作による歌い上げバラード。すっかりムード歌謡に順応してしまったヴィレッジ最後の打ち上げ花火。 |
愛の翼 |
角田英治 |
小松久 |
馬飼野俊一 |
これは埋め草。一応メンバーの作ではあるが。 |
17cmLP
発売日 |
カタログ番号 |
タイトル |
収録曲 |
備考 |
42.10 |
CBSコロムビアYSS10018JC |
バラ色の雲 |
Aバラ色の雲/暗い砂浜 B君を求めて/輝く星 |
「バラ色の雲」ヒットに伴うミニ・ベスト。 |
43.5 |
CBSコロムビアYSS10022JC |
亜麻色の髪の乙女 |
A亜麻色の髪の乙女/風の中の瞳 B好きだから/瞳をとじて |
「亜麻色の髪の乙女」ヒットに伴うミニ・ベスト。 |
44.5 |
CBSソニーSOND76001 |
ヴィレッジ・シンガーズ・ベスト・ヒット |
A落葉とくちづけ/素敵な恋人 Bバラ色の雲/亜麻色の髪の乙女 |
ソニー移籍に伴うミニ・ベスト。ただし、「素敵な恋人」は初出。むちゃくちゃよくできたミュージカル/スタンダード調のバラードで洋楽色のかなり強い歌。 |
LP
発売日 |
カタログ番号 |
タイトル |
収録曲 |
備考 |
43.3.10 |
CBSコロムビアYS10020JC |
グループサウンズの貴公子 |
Aバラ色の雲/瞳をとじて/君を求めて/好きだから/ブルー・ロビン/ビート・アンド・ハート B亜麻色の髪の乙女/暗い砂浜/風の中の瞳/思い出は僕の胸に/海へ行こうよ/輝く星 |
破竹の勢いでヒットを連発していた時期に発売された、オリジナルで固めた妙に勢いのあるアルバム。四人編成時代の楽曲は再吹込み。その中で「暗い砂浜」は文句なしに成功しており、何かのガレージコンピに入っていてもおかしくない出来。ハードなビートの「ビート・アンド・ハート」はこのバンドの持つロック的な部分が感じられる楽曲。なんか骨に響くアタック音入り。サーフの「海へいこうよ」は軽快ながらも物足りず。 |
44.2.21 |
CBSソニーSOND66003 |
海と空と愛と |
A南の島の恋/心の泉/あの日の二人/少女と海/銀色の愛/想い出のフィジー Bウィズ・ユー/瞳をとじて/森の中の少女/星が降るまで/しあわせ色の瞳/さよならのくちづけ |
台詞なし、歌だけという実験的なヴィレッジ主演映画のサントラとして作られたもの。しかし、肝心の映画本体が流れたため、結局A面はフィジー旅行のコンセプトアルバム、B面はシングル集になっている。聞き物は美しく完成されたミュージカル調バラード「心の泉」(清水作曲とされていたが実は小池作という。)と情緒が先に立つフォーク・ロックの佳曲「銀色の愛」。特に後者は清水歌唱でシングル化して欲しかった曲。評判のいい「南の島の恋」はあまり好きじゃない。 |
44.11 |
CBSソニーSOND66016 |
青い果実 |
A青い果実/恋はフェニックス/虹にかける恋/キング・オブ・ザ・ロード/ダング・ミー/二人の青い鳥/丘の家 B16トン/想い出のグリーン・グラス/リリース・ミー/ブレーク・マイ・マインド/デトロイト・シティー/ホンキー・トンク・マン/アビリーン |
このアルバムの魅力を私は発見することができませんでした。カントリーのブームを当て込んだと思われるストレートなカバーアルバム。結局ブームは来ず。出来は可も不可もなく、印象がとにかく薄い。清水のボーカルは流石に上手いが、シングルの方が全然はまっている気が・・・。誰かこのアルバムの評価できる点をご教示ください。 |
45.7 |
CBSソニーSOND66028 |
恋と女とむせび泣き |
A女のブルース/花のように/夜明けの哀愁/私が死んだら/知らないで愛されて/逢わずに愛して B六本木の雨の中で/さすらいの町/悲しい星空/別れの誓い/あなたと生きる/恋ひとすじ |
ムードコーラス期に作られたシングル曲の他、藤圭子、クールファイブらのカバーをも含んだ極めて演歌・歌謡色が高いアルバム。完全転向した、と言い切ってよい出来で、音を聞いただけでは全くヴィレッジと結びつかず、グループサウンズのグの字も見当たらない過激すぎるアルバム。清水道夫の歌の上手さはここでもしみじみと感じ入られ、特に「逢わずに愛して」では咽ぶような歌い方の前川清と正面から激突するような折り目の正しいボーカルを披露しており、前川清が唯一の回答ではないことがよくわかる。ちなみにサウンド面ではボンゴが使われたりしてこれの3年ほど前のクラウンのムードコーラスグループと非常に近いものを感じる。何といってもGSの中で正統派の演歌のコンピレーションでCD化されたことのある楽曲はこれの「女のブルース」だけ。 |
この他原田実とワゴンエースのアルバムに参加しており、そのうち「ミスター・タンブリンマン」が、バッキングをつけたロビー和田とニューフォークスのライブアルバムから「ヘイ・エイ」がCD化済み。後者はヴィレッジの印象がひっくり返る名演。また映画サントラから「君を求めて」「バラ色の雲」が「カルトGSコレクション日活編」でCD化されている。特に後者の出来は絶頂期のこのバンドの真骨頂が聞けて素晴らしいので是非聞いてみてください。また、ベッカーズ(ヴィレッジに外見がそっくりなヒッピーバンドという設定)として演奏した「アイム・ハングリー」もCD化済み。これは唯一のガレージ的演奏といわれているが、それでもきっちりした印象を受ける。コカコーラのCMソングとしてラジオだけで流れていた「素晴らしい虹」もCD化された。ジェントルな童謡風マイナー歌謡。他に「ドキュメンタリー・ミュージカル童話 ゾウのお父さんになったおじさん」にも参加しているが未聴。また、45年ごろキャニオンからカセットをリリースしたことがあるらしいが未聴。なお、平成15年に至り全盛期のオリジナルメンバーによる新録音で「亜麻色の髪の乙女/バラ色の雲」をテイチクから発売している。また、それ以前の再結成ものとしてビクターで数曲吹き込んでおり、いくつかのコンピに収録されている。
なお、特記するが映画「思い出の指輪」を見るとこのバンドのかっこよさがよく解るので必見のこと。同映画にはスパイダースやダーツも出演している。
カバース
「バラ色の雲」ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ザ・サベージ、木の実ナナ、井上宗孝とシャープ・ファイブ、ザ・キッパーズ、ザ・ジャイアンツ、ロイヤル・ロック・ビーツ
「輝く星」ザ・ベンチャーズ
「好きだから」ザ・サベージ、津々美洋とオールスターズ・ワゴン、井上宗孝とシャープ・ファイブ
「思い出の指輪」沢田駿吾=村岡健オール・スターズ
「亜麻色の髪の乙女」鈴木邦彦とザ・ジョーカーズ、井上宗孝とシャープ・ファイブ、フレンズ、MiKe、モーニング娘。ほか、島谷ひとみ
「星が降るまで」どいまさる
参考リンク