これ買いました平成23年

23.12.31 来年は買ったものを聞く時間が欲しい。

SDN48、みのもんた

口説きながら麻布十番

マキシ+DVD ユニバーサル UMCA50009

聴取中。宜純歌謡也。

渡り廊下走り隊7

希望山脈

マキシ キャニオン PCCA70313

ロシア民謡調青春歌謡の裔。秋元康の弟子でポニーキャニオンから発売と言うこともあってうしろゆびさされ組の「女学生の決意」を思わせる。また、途中に入る合いの手は韓国のトロットグループであるワイルドキャッツの「マウムヤケソ」を思い起こさせる。この曲についてはグループの佇まいともとくマッチしている。小金沢昇司あたりのこってりとした低音の出せる演歌系で若手のイメージがある人が歌ったらはまりそうな曲で、そういう人と競作にしたら面白い転回があったかも。これと上のはバッキングが生バンドだったら何も言うことがないのだが、これだけ売れている人たちでも生バンドの使用が難しいのか・・・。カップリングは渡辺のソロ。大滝詠一の作るアイドルソングを範にとった歌で、要するにフィルスペクターサウンドの孫的作品。80年代アイドルの復古歌謡として聴いたが、合いの手が照れ隠しなのか一ひねりなのかよくわからないが、蛇足に感じられた。両面とも悪くはない曲だが・・・。

ザ・ワイルダース、ポップ・アンド・ポップスほか

ヒット速報‘68

LP キング SKK470

本体入手。ヒット歌謡のインスト化。実際に買ってみたら全曲がワイルダーズというわけではなく二曲だけの参加だった。アイドルスのページを改訂しなければ。

ザ・ジンギスカン・トリオ

俺らの彼女

EP ポリドール DR1815

聴取中。ザ・ヤンガースの後身の一つ。フォークトリオ。しょうもない歌詞のコミックソング。

藤本好一、寺内タケシとブルー・ジーンズ、テイチク・シスターズ

クリンギング・ブァイン

EP テイチク SN132

聴取中。ボビー・ヴィントンのカバー。B面はデーヴ・クラーク・ファイヴのカバー。

愛ますみ

旅愁

EP 東宝 AT3958

聴取中。

清水ひとみ

バージン・ボーイ

EP ポリドール 7DX1534

聴取中。名ストリッパーで女優になった人。

23.12.9 また倒れる。

寺内タケシ

ニッポン・ギターズ

CD Pヴァイン PCD17506

 第一次ブルージーンズからバニーズを挟み第三次ブルージーンズの初期ぐらいまでの、主にロックファンから全然相手にされていない昭和前半の歌謡曲や浪曲などをインスト化したものを中心に編まれたマニアックなベスト盤。元々はイギリスの再発レーベルのビッグ・ビートから出されたものに日本語訳のブックレットや帯を追加したものである。先入観がないから外国人が選べばこうなるのか、それとも何か歪んだ選曲眼によってかかる結果になったのか、それは何とも言えない。ただ言えるのは、もともと寺内タケシ馬体が過小評価であるところ、更にその中でもうち捨てられた曲にもこのように素晴らしい演奏があると言うことである。具体的には「ギター一本演歌で勝負」や「羅生門」からの選曲とバニーズ時代のややマイナーな曲から多めに選ばれており、特に「ギター一本演歌で勝負」は既にこのページで触れたように案外に題材に比べてロッキンな演奏が多いと思っていたので、こういう評価は自分の耳に自信が付く。全体にテリーシュなテイストは薄めでどちらかというと寺内タケシの作品としては地味目なものが多く、通好み。これに続いて昭和48年前後のアルバムを中心としたベスト盤を是非本体のキングとかブリッジとかから出して欲しい。ちなみに流石に木村好夫が演歌だと思っている奴はいるかも知れないが、寺内タケシを演歌だと思っている奴はいないと思う。元々英文で付いていたライナーも妙な勘違いはあるものの意外に性格で驚く。ちなみに自分が買った盤はプレイヤーでは問題なく聞けるがパソコンでは読み取れないブレスの甘い盤だった。

アップル

ペッパー&デビル

EP テイチク RS104

聴取中。キャンディーズとピンクレディーのメドレーもの。マイナーチューニングバンドの影響下か。

23.12.3 長年の悩みが解決した。

コズミック・インベンション

コンプリート・ベスト

CD ビクター VICL63812

ブルコメとYMOとAKB48を結ぶ中学生テクノユニットの全音源。言うまでもなくブルコメの小田啓義の弟子であり、YMOの武道館公演の前座を務め、AKBに曲を書く井上ヨシマサが在籍していたのである。シンセサイザー四本と女声ドラムボーカルという意表をついた編成のグループだが、案外に演奏が上手い。演奏には相当スタジオミュージシャンが関わっているように聞こえるが、少なくともLPのA面にあたる部分には本人たちが演奏までやっていると思われる曲がみられる。このドラムがやや素人くさいようにも聞こえる曲についても、全体としてはちゃんとプロとしての演奏になっている。ベイビーブラザーズもそうだが、この手のジュニアグループが流行の演奏に手を出してプロとしてレコードまで出している場合はただ色物として片付けるには惜しい何かが必ず含まれている。これもYMOやクラフトワークと同じ空気を吸っていたという臨場感がテクノ歌謡の最盛期にしかないオーラのようなものを感じさせる原因であろう。アルバムのB面にあたる部分にメンバーのソロ歌唱曲を配しており、一般に言うテクノ、ニュー・ウェーブまでがGSの尻尾でそれ以降は別者という説を裏付けるような構成になっている。歌手としてはアイドル歌手の中に入れれば中のやや上と言ったところか。

アウト・キャスト

君も僕も友達になろう

CD テイチク TECH20274

事実上買い換え。アルバムにシングル音源を追加しテイチクに残された単独盤の全音源を網羅。以前Pヴァインから出ていたものはエラー盤だったので再発が期待されていたもの。

ザ・ボルテージ

R&Bビッグヒット

CD テイチク TECH20265

事実上買い換え。ただし、上と同じだが、「シェイキンマイソウル」が完璧に収録されたものとしてははじめての一枚物リイシューとなった。

リッキー&960ポンド

抱きしめて!

CD EMI GRCL6014

聴取中。前野耀子の復刻のあおりでようやく一枚復刻。リッキー中山の歴代のバンドについての評価は低すぎると思う。

もえ☓こん

純情ファイター

マキシ+DVD ソニー MHCL2007〜8

たまたま聞いてぶったまげた曲。テレビ東京の新人アナ二人のユニットによる安歌謡。この「安」はチープかつイージーの意味。番組の企画とはいえ、今年の新曲の中では文句なく一番出来が良い。これぞ歌謡。もと歌手の紺野は現役時代より表現力があがっていて現役時代のどの曲よりもボーカルが冴えている。福田の方はやや生堅ないわば素人的な歌唱ではあるが、全編ボーカルに派手なエフェクトがかけてあり、最近のパフューム歌謡の恩恵を受けていい形になっている。こんな伏兵がいるとは思わなかった。今年の俺的レコード大賞はこれに決まり。ソニーらしくないトランス歌謡でどちらかと言えばエイベックス歌謡の流れで、逆に言えばこういう企画でエイベックスが絡んでいないことに時代の流れを感じる。この曲の印象を決める「オラオラオラオラ」というコーラスの入れ方に確かに紺野が昔モーニング娘。だったことの痕跡が感じられて面白い。カップリングはボーカロイドによって同曲を演奏したもので、例の「オラオラオラオラ」のアクセントや一部の単語が肉声に比べて聞きにくいところに違和感は多少あるが、この手のものの現在の水準の高さがわかって面白い。佳曲。

ミッチー・サハラ

ミッチー・サハラのフォークロック

17cmLP キング SS173

聴取中。フォークロックとなってはいるがすべてフォークのカバー。ボブディランの「風に吹かれて」収録。

港孝也

港孝也のパッション

17cmLP コロムビア ASS326

聴取中。この人の現在CD化されている3曲がすべて収録されている珠玉のミニアルバム。

一条さゆり

いのち花

EP クイーン QN1004

聴取中。名ストリッパー。

キャプテン翼応援団

翼よ走れ!

EP ソニー 06SH1514

聴取中。子供心に坂本千夏の歌のうまさを思い知った想い出の曲。

樋浦一帆

宇宙の王者!ゴッドマーズ

EP キング K06S3032

聴取中。世界のゴッドマーズの主題歌。

23.11.17 元気。

ペドロ&カプリシャス

T別れの朝

CD ワーナー GRCL6012(WQCQ272)

買い換え。やっとワーナーが色んなものをCD化する気になったらしい。想い出の一枚。ファーストアルバムにアルバム未収録シングル一枚を追加したもの。

ペドロ&カプリシャス

Uさようならの紅いバラ

CD ワーナー GRCL6013(WQCQ273)

買い換え。セカンドに前野耀子のシングル二枚を追加したもの。

里見洋と一番星

新盛り場ブルース

CD Pヴァイン PCD25139

事実上買い換えだが、8トラ音源と未発表曲計3曲あり。これは初めて聞いた。それらの曲の中では、「霧の摩周湖」の出来が圧倒的に素晴らしい。アルバムのA面と同じテンションで闇雲なピリカメノコピリカメノコというコーラスにメロディーと全然そぐわないハードなトラックが絡みついてくる、このバンドの音源の中でもかなりこのバンドらしい無茶苦茶なアレンジになっていて驚嘆。同じ頃のロックを前面に出して活動していたプログレグループよりもよほどに破天荒な事を歌謡曲系のバンドがやっている。こういうのはロック史観からは全然受け入れがたい事なのだろうが、事実だ。おすすめ。

高見昌児とナイトスキャッツ

噂の女

EP 日本ウインザー FW0005

聴取中。クールファイブほかで有名な曲とは全く別の曲。こちらは「うわさのひと」とフリガナしてある。

 

23.11.14 眠い。

V.A.

青春スター〈昭和メモリーズ〉

6CD コロムビア GES32151〜32156

聴取中。えらく渋い人選のボックス。クールキャッツとシャデラックスまでCDになる。

福島俊夫

真っ赤な純情

EP クラウン SAS654

聴取中。

三条達也

誘惑

EP 東芝 TP1353

聴取中。

越路吹雪

イカルスの星

EP 東芝 TP2103

聴取中。紅白にでるような曲をカルト扱いしてはならない。

鹿内タカシ

君を求めて

EP キング EB7243

聴取中。B面ブルコメ。

沢竜二

孤独

EP クラウン CW1265

聴取中。

小海智子

ドミニク

EP 朝日ソノラマ AEP2

聴取中。B面は田川ジョージ「僕のマシュマロちゃん」。

平塚ミミ

波止場のスナック

EP ポリドール DR1467

聴取中。名曲!

ハニー牧

プルプル

EP ポリドール SDR1454

聴取中。A面CD化済み。

スピニッヂ・パワー

ファンキー・ディスコ・プリンセス

EP キング GK(S)276

聴取中。偽洋盤。好きな曲。

23.11.8 あのよろし。

ピンキー・チックス

当節ドンパン節

EP コロムビア SAS1523

本体入手。揃ってウインク下手なガールGS。

麻里圭子

ジェルジェ

EP ビクター SV2166

本体入手。両面名曲。

高宮敬二

泣いてみたいのさ

EP ミノルフォン KA175

聴取中。

川奈ミキ

夢のソネット

EP コロムビア LL10062J

聴取中。

高根五郎

男と女と男

EP テイチク SN985

聴取中。3P歌謡。

23.10.23 不振なり。

ザ・トキエダ

水色の朝

EP  アイドル MA1002

聴取中。未解放幻の名盤。

バンビ

君と二人で歩く道

EP SF PES7219

聴取中。

美山治彦

さいなら大阪の夜

EP ローヤル RQ681

聴取中。

23.10.10 休みという休み。

V.A.

昭和ダイナグルーヴ コロムビア編

CD ブリッジ BRIDGE186

十年ぐらい前に出たグルーヴサウンズシリーズがCDになったようなシリーズの第二弾で、GSの初CD化曲やその時に復刻LPに収録し損ねた曲などが含まれる正しいマニア向けのCD。東芝編に比べるとその筋での有名どころ(でもCD化しないもの)が多くて安心して聞けるもの。この手のものを全く聞いたことがないという人には入門編として丁度良い。インストものからGS、演歌や歌謡曲の流れの歌手の意外なビートチューンまで選曲もバランスが良い。自分はもう大分前からよく聴いている曲が多いから何とも言えないが、ピンキーチックス、村田英雄、坂上二郎らのCD化は貴重か。初めて聞いた曲の中では千賀かほるの「旅に行きたいな」が懐深いビートで案外であった。このシリーズはどんどん出して貰いたい。

カイリー

クレイジー・フォー・ユー

マキシ ソニー DFCL1800

カナダから日本に通って芸能活動をしている人。前作がピンとこなかったので、歌手と曲がなかなか結びつかなかった。ロックを下敷きにした典型的Jpopで、今の本来の売れ線まっしぐらの曲。歌詞にある夜空を駆けて遠くにいる恋人への恋慕を届ける様子がヴィジュアルとして浮かんでくるロマンチックなさびの編曲が心地よい。曲のもつ宇宙を上手く降誕させている。こういうものが上等の歌謡曲なのだが、どうも原理主義者がいてその原理を疑わないから困ったものだ。この人は外国にいることがアドバンテージになっていない代わりに足を引っ張ることにもなっていないのが良い。カップリングは前作の路線。ドラムのフィルインが印象に残るが、今ひとつ卯建が上がらず、歌唱もやや精彩に欠けるか。歌謡濃度がこちらは相当に少ない。どうも本人も周りも今ひとつ何をしたら良いのか迷いがあるのではないか。正解はかなり中の人から見ると突飛だと思うし。

23.10.8 力不足に終わりにけり。

V.A.

ヒット・アンド・ヒット‘68

LP 東芝 EP7701

聴取中。ジェットブラザーズの「マサチューセッツ」収録。村井健二の「愛」だけ聞いたことがない。

鶴原俊彦とジ・エスカレーション

愛の指先

EP RCA JRT1032

聴取中。マイクスの裔。カントリーブームを当て込んだか。

幸沢要、藤一夫

仙北ブルース(その2)

EP エムプレス ER1007

聴取中。ジャケがないのでどういう人たちなのかよくわからない。

23.9.30 いきなりえらいところに出る羽目に。

和田弘とマヒナスターズ

でいご音頭

フォノシート 沖縄煙草産業株式会社 番号なし

聴取中。復帰前に出たものか?

泉さとし&カゲロウ5

六ツ門町ブルース

EP ミリオン MP3036

聴取中。

スピーディ滝田

夜のクラブの物語

EP テイチク SN892

聴取中。

坂元淳

涙がポロポロ

EP コロムビア SAS912

聴取中。

平川幸夫

人生列車

EP キング BS1297

聴取中。Wヤングの人。

早野凡平

凡平のミュージカル田園

EP 東芝 TP2325

聴取中。A面CD化済。

23.9.25 体調が復活してきているのだがパソコンが動かない。

飯島愛

なんてったって飯島愛+5

CD ソニー DYCL195

この人は所謂本当のアダルトビデオから入って一般のタレントとして大成した数少ない人の一人で、成功した規模という点では空前絶後になると思われる。これは「ギルガメッシュないと」に出てわあと人気がいよいよ一般にも知られてきた頃に出た、アイドル的な立ち方で出したアルバムにシングルを足したもので、後の特に晩年のぶっちゃけキャラからはかけ離れたブリッ子ぶりがなんとももぞがゆい。オールディーズやニューミュージックを背骨に置いた曲が中心で当時のアイドルの類いとしてはオーソドックス。曲間にはパロディのようなベタベタな語りかけの台詞が入りよくあるアイドルと二人でデートしている趣向になっている。不安定な部分はあるが端正かつなかなか芯が通っていて気になるボーカルで、もっと凝った曲を与えられていても何とかなった筈だし、この後に続くアルバムが作られていればど偉いものが作られていた可能性もあるのではとなかなか口惜しいものがある。こういう他の分野から参入してきた色物に当たる人というのは伯楽がいれば正しい才が評価されるが、そうでない時は単に色物という事で終わるのである。本人作詞の二曲の詞は後年頓に評価が高くなっているが、個人的にはそこまでとも思わず、且つ楽曲としては軋みを上げるような詞が曲に埋もれてしまっていて、正直世情の評価との落差がある。もっとも「ナイショデアイアイ」や「まんがらりん」は発売当時に馴染みのあった曲であり、こういう個人的に思い入れのある曲が多いものは個人的な懐メロとしての評価が勝つから、理非は避ける。なお、当時たしか「ナイショデアイアイ」のPVだったと思うが、なんか自衛隊の駐屯地で踊ってた記憶が鮮烈に残っている。書くところもないのでついでに書いておくと、及川奈央も巧くはないがなかなか面白い歌唱をする人で、昔ある番組でどういうわけか木村カエラと対バンになっていたが技量は及ばないのに表現力は圧倒していて驚いたことがあった。ただこの番組はこれ以外は大変にセンスのない番組で、いまその局が酷いことになっているのはデモとかはともかく、とにかくセンスがないのが上に行ったからだと思う。

23.9.23 帰省してきた。そろそろ聞いていかないと。

V.A

ローオン歌謡列伝2

CD Pヴァイン PCD25136

 特徴のあるレコードをリリースしていた大阪ローオンに残された歌謡曲盤から名演をチョイスした第二弾。前作ではこのレーベルの特徴でもある芸人にスポットライトが当たっていたが、今回は数こそ芸人の曲が多いとはいえ要所にはエル&ギムギンのエルだったエルナンド、歌謡浪曲の真山一郎、プロレスラーのマイティ井上、フォーク歌手の国安勝己、力士の若乃花、着物の着付けの先生の三宅てる乃、ストリッパーの白川みどりら非芸人の曲が配置され、しかもこちらの方が印象深い。自分の元々のローオンのレーベルカラーイメージは実はこちらに近い。独立レーベルの悲哀で名のみ知られて余り聞いたことがある人が多くなかった曲が多く、純粋に音楽と言うことでは前作よりもこちらが断然に聞きやすい。特に「うぐいすだにミュージックホール」に対する迎撃弾が本格的すぎて引かれてしまった言わずもがなの名曲「ミュージック京都」、グルーヴサウンドな「恋の教科書」、カルトなこと極まりない「着物をハイ着ましょう」、無茶苦茶巧いミスウララの「ほろ酔いズンドコ」と続く最初の四連発は強烈。個人的にはイエス玉川がCD化して嬉しい。

玉川カルテット

じょんがらスペシャル

EP キャニオン C115

聴取中。A面CD化済。

スイートポテト

真冬の帰り道

EP キャニオン C161

聴取中。ランチャーズのカバー。

坂本九

太陽と土と水を

EP 東芝 TP2614

聴取中。

23.9.7 ちゃんと喋れる癖に態と外人喋りをするハーフ。

オナッターズ

オナッターズのいい気持ち

CD ウルトラヴァイヴ CDSOL1444

オナッターズはテレビ朝日の深夜番組「グッド・モーニング」に出演していた三人組で、同時期にフジテレビで猛威を奮っておったオールナイターズの向こうを張ってこういう名前になったのである。メンバーには浜田雅功の夫人になる小川菜摘がいたことで有名。この人たちの残した全ての音源を取りまとめたもの。純粋なコーラスグループではなく、アイドルグループでもなければ、純粋に芸人と言うことでもなく、音楽的な背景のある人たちでもないからやろうと思えば無茶苦茶な事もできたはずだが、殆ど彼らの裏方である放送作家のササキカツトシの作詞作曲に貫かれており、逆に言えばこの人の才覚の中で妙にこぢんまりとまとまってしまっていて、こういう色物にありがちなバックの作家性が大変に押さえられてしまっている。このあたりが当時のテレ朝の限界なのかも知れない。メンバーの小川菜摘と南麻衣子が一曲づつ作詞をしていて、特に前者は彼らの曲の中で最も奇天烈かつイメージ通りの内容で優れているが、これもササキカツトシの曲が支え切れておらず良くも悪くも目立ってはいない。同時期のアイドルがニューミュージックかロック系の作家によって曲が提供されていたのに比べて文人プロデューサーが前面に出ているのは彼らの先駆性ではあるが、しかしこのアルバムが音楽的に余り注目されてこなかったのは、要するに限界があったのであり、聞き終えて印象に残るのは「恋のバッキン」と復古エレキ歌謡の「レッツゴーヨコシマ」位というのは口惜しい。どうにも彼らの立ち位置の割にははじけ方がもの足らないのである。時代の音に比べて妙に貧乏で、バブル直前の割に金がかけられなかったのがとにかく敗色ムードを漂わせている。なお、コーラスの出来自体は水準に達していないものの方が多い。

1910フルーツガムカンパニー

ザ・ベスト・オブ・

CD ブッダ 74465997992

聴取中。急に聞きたくなった。

ザ・デーブ・クラーク・ファイブ

ザ・ヒット

CD ユニバーサル 1781774

聴取中。これも。

スクール・メイツ

現代っ子を退屈させないリズム童謡

LP コロムビア YS10016JC

聴取中。

江美早苗

夢の中の彼

EP フィリップス FS1035

聴取中。ジャケ欠。

23.9.6 ミーハー。

桂三枝

桂三枝の《お勉強大特訓》ハッスル算数vol.1&2

CD ブリッジ BRIDGE181

有名盤のCD化。桂三枝が小学校ぐらいの学習内容を音楽に乗せて教える「お勉強大特訓」シリーズのうち算数編二枚を纏めたもの。図形の面積の求め方や鶴亀算等の計算方法をファンキーなトラックに乗って喋る、景気のいいときにしかできない本来なら需要も供給もなさそうな企画盤。なお所謂ラップ的なものではない。ブックレットによると同趣向のレコードはたまにあるが、特に何かを意識して作ったものではないとする。また、バックトラックは発売当時の典型的なスタジオミュージシャンによる音であって、それぞれレベルの高い演奏者ではあると思うが、個別に演奏者を特定するのは難しそうだ(コーラスだけはシンガーズスリーっぽいが)。グルーヴにも派手なものと地味なものがあるが、これは地味な、渋い方のグルーヴであろう。それにしても、これを聞いても全然頭に入らないので勉強に役に立たなそうだ。商業音楽というものは所詮贅沢なので余裕がない時期でないと音楽の幅が出ない。これもその類いか。なお、「面積ア・ゴーゴー」は以前CD化されたものとバージョンが異なる。

桂三枝

桂三枝の《お勉強大特訓》ハッスル社会(日本地理)

CD ブリッジ BRIDGE182

上の続編で中学ぐらいの日本地理を内容にしたもの。上と同様だが、更に渋い。上も下も歌謡曲の系統と言うよりはレア・グルーヴの系統であろうか。このシリーズは結局レコードで言えば数学編二枚、社会編一枚で打ち止めとなったのである。流石にこういう需要不明でアルバムという高額なレコードを売り続けることは難しかったのであろう。そもそも、桂三枝で何か面白いレコードを作るという出発点で始まってこういう着地点で落ち着くというのが解せないところではある。歴史に残る奇盤ではあると思うが、とてもではないが素人受けはしないシリーズでこうして再発されたと言うことだけでも狂気を感じるところではある。ぼつぼつ。

AKB48

フライング・ゲット

マキシ+DVD キング KIZM111/2

自分の中ではAKBは「格」は高いもののそれに見合う曲が宛がわれているとは思えない状態が続いていたが漸く吊り合った曲が出てきたなあと素直に思えた曲。ジャケットよし。サルサを下敷きにこれを極めて歌謡化した曲で、チューブとかの尻尾を踏んだ曲か。全体的に手堅くコンパクトに纏められた曲だが落ち着かせたかと思いきやもう一発ひねりのあるさびがポイントか。いずれにしてもダンスマン以来のホーンセクションのある軽ダンス曲の伝統を踏まえていてそういう意味では極めて保守的な色彩が強い。洋楽の翻案が出来ない以上、こういう帰結になるのは致し方ないところだろう。カップリングはおニャン娘直系のポップス(薄いイタリアンツイスト)でGS時代のクールキャッツはこんな感じだったんだろうな、と妙な感慨に襲われた。もう一つは定番の唱歌系フォークバラードで、意図はわかるが自分の趣味ではない。それにしても、こういうユニットの場合は作詞家はともかく作曲家もある程度固定されるものだが、そういう気配を一切感じさせず、とにかくニューパワーの起用を第一に考えているのは、お金の関係だったら当て外れだが、制作者の度量が凄いと思う。DVD、基本的にギャグが出来る人たちは一等だと思うので本人たちのギャグパートが一つでもあれば良いと思った。これを見るとAKBというのはやっぱり養成機関なんだなあと、書いておく。あとカチンコってのは基本的に全部言うべきことを言ったあと一番最後に鳴らすものでは。

SKE48

パレオはエメラルド

マキシ+DVD エイベックス AVCD46127/B

聴取中。単にCDが欲しいだけなのでタイプとかどうでもいい。

SDN48

ミン・ミン・ミン

マキシ+DVD ユニバーサル UMCA50006

聴取中。この人たちは本来は昔のCCガールズとかの流れなのだと思う。

ゴールデンボンバー

女々しくて

マキシ+DVD ユークリッド EAZZ0075

聴取中。昔のムードコーラスの需要の一端はこういう曲が担っているのだと思う。

武藤敏文とコロムビア・ニュー・シャープス

ステレオ・ゴールデン・ダンス・アルバム第8集

LP コロムビア JPS5147

聴取中。シャープス&フラッツの弟バンドから始まったバンド。

ザ・カルア

二人のセレネード

EP 東芝 LTP2402

聴取中。有名盤。名前の通り、元々は慶応のハワイアン・サークルから始まったグループ。

井上ひとみ

逢いたいけれど

EP キング BS630

聴取中。

23.8.28 体調が自覚がないまま悪くなっているのだと思う。

V.A.

ガールグループ2

CD ソニー DYCL346

ラブリーズ、ザ・チェリーズ、ドレミファン、ゼットというソニー在籍の四グループのシングル曲を集めたもの。チェリーズとゼットには他の会社で出したシングルもあるが、ここには収録されていない。とりあえずドレミファンのCD化は快挙だが、こことゼットのくくりはアイドルでいいのだろうか。この二つはダンシングチームというか少なくともアイドルユニットという感じは受けず、あとのCCガールズとかSDNとかに繋がっていく路線だと思う。そういうわけでタイトルに偽りありだが、このうちチェリーズは間違いなくアイドルとしては正統派に属するグループで、もともとNHKの「花のステージ」に出ていたという事もあって矢鱈に上手く、多少のぶれは有りながらも時代のアイドルユニットの在り方を示したグループと言ってよいかも。もっとも前半の他社で出したシングルが収録されていないから、今回収録分がブレに入る方だというのがわかりにくいかも知れない。前後したがラブリーズはニューキラーズとは別で平尾昌章門下。二枚目だけ路線が違うがこの人たちは清純派の線か。結構長続きしたらしい。ドレミファンとゼットはマニアには超有名なグループで詳しい人が多いから蛇足は付けず。何れもこういう機会でもないとまとめてはCDにならない人たちばかりなので貴重。個人的にはやはりドレミファンの壮絶さが抜群。

ジ・アーチーズ

ゴールデン・アルバム

LP RCA SRA5193

聴取中。「アーチーのテーマ(日本語)」につられて買う。ピコとアーチーフレンズ(シング・アウト)の貴重録音なのに扱いが雑でここでもクレジット無。

フレンズ・フォア

こころの涙

EP キング BS1031

聴取中。五木詩郎と松林三姉妹によるマイナー歌謡ポップスグループ。

トリオ・アミーゴス

東京のセレナーデ

EP コロムビア SA378

聴取中。トリオ・ロス・パンチョスが来日したときに作った、アイジョージのカバーが有名な曲。

ジョーヤ増渕とアフロ・アミーゴス

あなた以外はみんなバカ

EP 東芝 TP2155

聴取中。A面CD化済。有名盤。アフロ・アミーゴスのシングルがやっと揃った。

東京モナルダ

風が消したよ

EP ビクター SV863

聴取中。このバンドの本質はフォークなのではという気がしてきた。

ハニー・ナイツ

白い小径

EP コロムビア CD37

聴取中。ハニー・ナイツの幻のメジャー歌謡第二弾。

ロイヤル・ナイツ

のぞみあらたに

EP ポリドール SDR1364

聴取中。ハニー・ナイツの大ヒットでこの手のグループも普通の歌手としてシングルを出すようになった。明治百年記念。

マキとマッキーズ

そこからさきは

EP 東芝 TP2198

聴取中。よくわからないグループの第二弾。

ソウルフル・ブラッツ

ロック組曲「遺書」より天国はいらない

EP フィリップス FS1148

聴取中。ワンダースの後胤也。

松平直樹

夜霧の第3号波止場

EP ビクター VS274

聴取中。

グリーン・フィールズ

小さい町だけど

EP コロムビア CD55

聴取中。学習院の戸倉俊一のいたグループの第2弾。

ジュ・テーム

愛の歓び

EP フィリップス FS1112

聴取中。フラワーズの後胤也。あとで名前だけは残ってムードコーラスになったらしい。

男と女

ホワイト・モーニング

EP テイチク SN280

聴取中。「幻の名盤」。伊集加代子や秀夕木と云々。

ザ・ウィーズ

こな雪の町

EP コロムビア TP102

聴取中。

三沢宏

シーサイド・ラブ

EP RCA JRT1029

聴取中。未解放「幻の名盤」。

西健次

東京のあいつ

EP キング BS562

聴取中。

中村冨士夫

ゴーゴーおどり日本音頭

EP ビクター MV1023S

聴取中。

23.8.23 病み上がりに午前様。

野口ひでと

夜空の笛

EP フィリップス FS1721

聴取中。ホリプロなので守屋浩のカバー。

滝しんじ

ケメ子がなんだい

EP ミノルフォン KA211

聴取中。有名盤。

23.8.21 放送局にデモのある時代。

杉良太郎

君は人のために死ねるか

EP ソニー 06CSH694

聴取中。有名盤。

23.8.17 今日でいいところも終わり。

美樹克彦

手紙

LP クラウン GW5012

聴取中。一曲ザ・プレイボーイがパッキングをしている。

ノイズ・ハミング

光にゆれて

EP 東芝 EP1223

聴取中。

ノイズ・ハミング

旅に出る鳥たち

EP 東芝 ETP2453

聴取中。

グリーン・アップル

この愛にかけて

EP PYT DSR1007

聴取中。

速水ユリ

悪たれマリア

EP 大映 D7

聴取中。

 

23.8.10 夏バテ。

池田頼光/繁久

月光仮面は誰でしょう

EP ポリドール DR1604

本体入手。チープな大正琴インスト。B面は前川洋子「ひょっこりひょうたん島」。前川陽子と同一人物か。

倍賞千恵子

土曜日は私と

EP キング BS809

聴取中。

檍ジュン

悪魔の恋の世界

EP コロムビア PES7579

聴取中。隠れムードコーラス。

23.8.7 疲れ気味なり。

サスケ

ガンバラナクッチャ

EP テイチク US727

聴取中。両面はやしこば作曲。案、アイドルズの後身か?

23.8.1 自分は知り合いが少ないので。

ブルー・シャルム

ハイウェー・ラブ

EP ソニー SONA86051

本体入手。このサイトには独立したページを作っていないけれどもかなり好きなグループなのです。

23.7.27 解決。

フォー・コインズ、ダイナミック・エコーズ

レッツ・ゴー・ホット・ロッド

17cmLP テイチク SS64

聴取中。プレスリーと初期ロックのカバー。

23.7.24 パソコンが全然動かない・・・。

トリオ・ザ・マンティス

あなたが好き好き

EP ミノルフォン KA45

聴取中。苦節15年、やっとゲット。

大野明

みどり河慕情

EP キング NCS151

聴取中。

二宮ゆき子

ラブリー銀座

EP キング BS797

聴取中。

杉和歌子

さよならは白い花びら

EP テイチク 4894

聴取中。

23.7.14 めざせ三連休。

藤山一郎

全集 テイチク・ビクター編

3CD ビクター VZCG8476〜8

この人のキャリアの中では助走期と売り出し期に当たるビクター・テイチク在籍時代のヒット曲にこだわらない重要曲を集めたベスト盤。下にある全集と被る曲もあるが、戦前期の歌手らしく詩吟一歩手前の曲からハイレベルな洋楽カバーまで節操のない楽曲を手がけていて忙しい。尤もこれはかなり洋楽色の強いものを強調した選曲の筈だから、こういうCDに収録しても耳目を驚かせない凡庸な曲があることを考慮に入れて全体を参酌するべきであろう。その中でも当時だからこそ出来た無謀な「ミッキィ・マウスの結婚」のはっちゃけ振にはなかなか驚くものがあったが、やはりこの人の「楷書の歌唱」は良くも悪くも一貫している。なお、何故か1枚目の内容が3枚目のものになっているというエラー盤だが(3枚目はそのまま3枚目の内容)、販売店か発売元の公益財団法人日本伝統文化振興財団に問い合わせれば正しい内容のCDが貰える。蓋し大赤字を出したのではないかと危惧する。おって、このあとジャズシンガーとしての藤山一郎を強調した編集盤がコロムビアから発売されている。

スリー・バンビーズ

こっち向いてごらん

EP ポリドール SDR1353

聴取中。

三井里子

これだけは云いたくない

EP キング BS761

聴取中。

島浩二

おもかげ

EP 東芝 4RS442

聴取中。

23.7.7 今年はゆったりいきたい。

ザ・キング・トーンズ

ファースト

LP ポリドール SMP1442

聴取中。

竹越ひろ子

サマーブルー

EP コロムビア SAS1628

聴取中。バックは両面ともサーフライダーズ。

23.6.30 今年も半分終わり!

藤山一郎

全集(上)〜栄光の軌跡〜

3CD コロムビア COCP36726〜28

藤山一郎の全キャリアから代表曲71曲を集めたオールタイムベスト。最初の大ヒット「キャンプ小唄」から平成4年の最後のリリースとなった「歓喜の歌」まで60年に及ぶ「楷書の快唱」がずらりと並ぶ。この人は大歌手でコロムビア、ビクター、テイチクとレコード会社の移籍が激しかった上に各社それぞれでレベルの高いアンソロジーが編めたということもあり、こういう形で一枚物編集盤が出たのは前人未踏の快挙といえようか。それぞれの曲自体は過去にもCDになっているものが殆どだが、こう一堂に会して聞けるのは圧巻の一言。しかし、これはこの一連のリリースの前菜のようなものだ。前菜とは言え、これがないと料理の体をなさないほどの存在ではあるが。そういうわけで、こちらについては魅力を確認した、というそういう一枚。

藤山一郎

全集(下)〜貴重な遺産〜

3CD コロムビア COCP36729〜30

こちらは秘曲集。今回の一連のリリースの目玉は実はこれだろう。デビュー前の子供時代の(何と大正時代の!)録音である「春の野・山の祭り」から始まり、国や企業のキャンペーンソング等イベント用楽曲、ジャズソング、さらには売れなかったものの極端に洋学的要素が高いもの、単に稀少音源などを集めているが、ここでも「楷書」の歌唱は一貫している。本職であったクラシック歌手としての歌唱も収録されており、ヒット曲だけを見ていても把握しきれない藤山一郎の全体像に少しでも近づける好企画盤。ヒットという観点から見ると地味な歌も多いし、そもそも配布範囲が矢鱈に狭いような曲もあるが、そういうところでも藤山一郎の歌唱が変わらないのは面白い。このCDに入っている曲はほぼ全曲初めて聞いたというようなものであったが、この人は意外に曲によって出来不出来の差が激しいというのがわかり、自分の藤山一郎観も覆った。通して聞くとこの人が二村定一に衝撃を受けたのは、二人に共通するものがないにもかかわらず、達人は達人を知るというその境地によるものであったのではないかということを感じた。今後このような企画のCDが出ることはまずないだろう。

伊東きよ子

ゴールデンベスト

CD ユニバーサル UPCY6659

 伊東きよ子は宝塚から出発してニュー・クリスティー・ミンストレルズというアメリカのコーラスグループを経由して歌謡フォークでデビューしたという変わり種で、デビューヒットとなった「花と小父さん」(もともとは植木等用に書かれた曲。)のイメージが大変に強く、フォークとポップス乃至歌謡の間に位置するような曲をリリースしていたが、小ヒットを続けたあと遂にデビュー曲を越えるヒットは出なかった。アルバムは大分CD化されているがシングルのCD化は進んでおらず、知名度の割に残した曲も少ないのにベスト盤が出ないという、不思議な立ち位置に置かれていた人だったが、ここに来て未発表曲を追加して全シングルがCD化されたのは目出度い。何故か在籍したことがないユニバーサルからのリリースということが意表を突かれ、レコーディングデータもライナーも何もないブックレットが惜しいところだが、とにもかくにも出たこと自体が素晴らしい。結局この人はその経歴にもかかわらず洋学的な曲よりも小唄路線、奥村チヨよりももっとモンスーン的・国風文化的な曲の方が似合っていたのではないかと思う。本人の志向もあるだろうから何とも言えないが、ド演歌路線のようなトチ狂った方向にさえ行かなければ実力は十分に発揮できただろうから、もう一展開なかったのは大変に残念だ。

順に聞いていくとこの人の活躍した時代の風もあってフォーク・ビート・ソフトロックと揃っていて曲も宜しいが、特に後半に行くに従って曲は洗練されていくものの情がこれに及ばなくなっており、結果として歌謡曲としては据わりが悪いものになっていく。歌謡曲とポップスの違いとは何かを考えさせられてしまう。聞けば聞くほど、西田佐知子が脳裏に浮かんでくる。同じソニーの英亜理の存在も大きな意味でのフォーク路線に固執することになった原因かも知れないが、もう少し何でもありの会社にいたらどうなったんだろう。この人はこの程度で終わる人ではなかったと思う。といって「23時の女」は、あれは世間が言うほどにはかっていなかったりする。

23.6.23 あれ、今日は早く帰れるはずだったのに。

ポピーズ

恋のチャンス

CD ウルトラヴァイヴ CDSOL1422

史上最高のガールズグループ・ポピーズのまさかのベスト盤。自分が歌謡曲を好きになって以来、入手できないシングルもあったけれども、聴く曲聴く曲全てに全く誤りのない、完全無欠のガールグループ(というと語弊があるが。)はこのグループを置いて他にない。いわば史上最高の、自分が理想とする歌謡曲の極限まで近づいたグループがこのグループである。圧倒的グルーヴと一糸乱れぬ鋭敏なるコーラス、無理な下品さにも作られた清純さもないぎりぎりの下世話さ、隠しもしない売らんかなの欲望と巷にあって実はない芸能ならではの非現実性。古今東西これより売れたグループや技術に優れたグループがあるとしても、それはこのグループのための序章であり、また終奏であり、主題を際立たせるための副旋律に他ならぬのである。このグループのカバーをしている人たちもあるが、却ってこのグループの凄絶さをスポイルしているだけであって、とうていこのグループの本質を捉えているわけでもなく、このグループのまるで孤島の如き孤高さが際立つばかりである。あれだけ血道を上げて探索したシングルがこれ一つで全部聞けるのだから大変にありがたい。とにかくこのグループに関しては自分には語る言葉が存ぜぬぐらい偉大であり、歌謡曲そのものなのである。なおこのグループは絵があると更にすごい。曲だけでなくパフォーマンスも、その出自を考えれば当たり前ではあるが、第一級である。いくつか動画サイトに上がっていいるから見てみるがよい。唯一歌謡、二村定一とグループサウンドを除くとその称号を得べきは彼女たちである。何で売れなかったのか。他の全てを備えていながら、ただ売れる手段だけがかけておったのである。大推薦。

田代麻紀、朋ひろこ

潮風の季節

CD ウルトラヴァイヴ CDSOL1423

田代麻紀と朋ひろこは同一人物。このCDでは朋ひろこの方があとに収録されているが、実際の発売順としては、こちらの名義で出されたものが先である。長山洋子や紅谷洋子のようにアイドルとしてデビューしながら歌唱力が高くて演歌に転向という例はそこまで珍しいものでもないが、この人は演歌路線からポップス路線へ転向したという変わり種。この人は元々は女優で、流行に乗ったのか、藤圭子のような曲でデビューしており、これが巧いというところまでは行かないが、かなり引き込まれる堂に入った歌いっぷりで、確かにこれならばたまたまプロの作曲家が聞けば創作意欲が湧くような気がする。ただ、朋ひろこのキャリアを全部聞いてもこれでポップスがいけるとはなかなか思いつかなそうなのでなにか別のきっかけがあったに違いない。その後田代麻紀として再デビューとなるが、こちらは少し自分の感覚とは違う曲群で、特筆すべき処はない。筒美京平の特にファンの人がありがたがれば良い。実はこの人はこのあとでまた違う名前(原ゆう子)に改名して再デビューしているが、そのシングルがオミットされておって、このCDがコンプリートと銘打てなかった理由となっている。自分にはこの朋ひろこの楽曲にとにかく度肝を抜かれた。ちなみに田代時代と朋時代では顔の印象が全然違うため、麻見さんのサイトを読むまでは同一人物だと全然気がつかなかった。

23.6.21 もうすぐ音楽生活に復帰する。

多川美紀

二人の別れ

EP クラウン CW921

聴取中。

23.6.18 DJしてきた。

原田寛治とオールスターズ

小さなスナック

17cmLP ポリドール SKR2062

聴取中。ドラムもの軽音楽。GSのカバーばかり6曲。

シャンララ

京都恋唄

EP キング NCS1599

聴取中。来歴不明の三人組ムードコーラスグループ。

松平健

紙の指輪

EP ポリスター 7P28

聴取中。

村田英雄

あゝ万次郎

EP 東芝 RT072321

聴取中。B面「俺が村田だ」。

23.6.14 山を越した。

原みつるとエリートメン

ここは東京六本木

EP コロムビア LL10140J

聴取中。カルトボサノバ。ムードコーラスの到達点。シャネルファイブの前身。

23.6.10 来週DJします。

コズミックインベンション

ヤキモキ

EP ビクター SV7091

ブルコメの小田の弟子にあたる中学生シンセサイザーユニット。「コンピューターおばあちゃん」のオリジネーター。そのデビュー曲。聞く前にCDが復刻されてしまった。

23.6.2 健康診断でひっかかっちゃたよ。

ジョーヤ増渕とアフロ・アミーゴス

罪と罰の森

EP 東芝 TP2274

聴取中。ムードコーラスの名曲中の名曲。なぜ世間で全く評判を取っていないのか意味がわからない。

由岐ひろみ

さぬきうどん音頭

EP クラウン CWC2

聴取中。ジャケットがやばい。

トリオ・ロス・デルフィネス

帰らぬあなた

EP 東芝 EP1108

聴取中。メヒコのラテントリオの日本語オリジナル。B面は「帰ってきたヨッパライ」のカバー。

23.6.1 初めて明るいうちに帰った。

究トモ子

ポテトハイスクール

EP テイチク UC4

聴取中。有名盤。

23.5.31 あおいみるくのおめめはあまい。

ディーバ

月の裏側

CD+DVD エイベックス AVCD48065/B

聴取中。音を聴いていいと思って買いに行ったので、買うまでAKBのユニットだと知らなかった。

伊藤美裕

六本木星屑

CD コロムビア COCA16463

所謂純歌謡。コロムビアの100周年記念という位置づけで出された曲で、ド演歌とかもう一つ同じような位置づけでリリースされた某バンドの中途半端なサイケデリック歌謡とかよりは、それを飾るには相応しい曲ではあるが、曲単体で見ると上品にまとまりすぎていておとなしい印象を受ける。それこそ今のコロムビアにはいないけれどもクラシック上がりの重厚感のある端正な歌手に声楽調の歌謡曲を当てるのが良かったのだろうがない袖は振れぬ。この曲はアンルイスを歌謡の方に引っ張り込んだようなビート歌謡だが、位置づけのせいで冒険心がやや足りず、上品にまとまりすぎている。もう少し下世話な、普通の歌謡曲という位置づけで制作したら、或いは大衆的な人気が出たかも知れないが、そもそもどういうラインを購買層として狙っていたのかがよくわからない。川口真の曲としてはベースをもっとブンブン言わせて欲しかったところではあるが、どうしようもない。

カップリングも純歌謡だが、昔のフォークと演歌が結合した時代の、自分にとっては一番宜しくないと思っているタイプの曲の有職を踏まえた曲でその方面としてはやたらに完成度が高くて惜しい。この人・この曲を「演歌」と名前をつけて売り出さなかったのは慧眼だが、送り手側の中にいやこれは演歌として売り出さなかったから売れなかったんだとかと言い出す人がいそうでこわい。純歌謡路線が定着すれば必ずこの人は売れると思う。要は曲と売り出し方次第だ。

尾藤イサオ

悲しきさだめ

EP 東芝 TP1274

聴取中。バックはブルコメ。

23.5.27 最後の最後まで人を汚辱せる下品な連中ともう会わなくて済むが、腹の虫がおさまらない。

宮川左近ショー

ザッツ浪曲ショー

2CD ミソラ MR1001

3人組浪曲漫才グループである宮川左近ショーのネタとメンバーの松島一夫、暁照夫がそれぞれソロで出した歌謡曲盤を纏めたもの。浪曲というもの自体の消長にかかる事なので、今後同様のグループでこのグループを越えるグループは出てこないだろう。自分はあいにくこのグループをリアルタイムで経験することは出来なかったが、動画サイトに上がっている幾つかの動画をみると全盛期を既に過ぎた頃の映像にもかかわらずその濃密さが堪能できる。名跡を襲名しながら漫談へ進んだ宮川、超絶テクニックを誇る暁、実はグループの支柱である松島と実力派がそれぞれがツボを押さえているグループで芸という名の芸といって過言でない。1枚目と2枚目冒頭にはネタが配されている。何れもあたりネタで、特に動画でも見ることの出来る「花の講道館」と「殿中松の廊下」が印象深い。こういう普段と違う環境での録音となるとネタが上滑りしてしまう芸人さんも多いのだが、彼らにあってはそういうことはなく安定して宮川左近ショーをしているのは当然と言えば当然ではあるがこういうことはなかなか出来ないもので、凄いの一言。ちなみに二種類あるテーマは両方とも聞ける。歌謡曲盤は芸人が歌う人情乃至任侠演歌でコミックソングや暁の演奏を期待すると肩すかしだが、初めからそういうものだと思って聞けば味があって良い。いずれにしろローオンの貴重な音源を使用しており、その価値は重大である。ちなみに自分が関西に移住して文化ということで最初に衝撃を受けたのは暁照夫光夫の漫才だったりする。

23.5.25 人から食べ物を貰うことがとにかく嫌いだ。

V.A.

オ人形ダイナ

CD コロムビア BRIDGE184

 昭和初期の子供歌手によるジャズ名演集。戦争で訳のわからない敵国文化の排除が明らかになる前には思いの外ジャズの需要が高かったし、これに応えるためにハワイの二世歌手やアメリカ帰りの歌手、又はアメリカやフィリピン、上海渡りの外国人歌手・演奏者の供給も結構あった。その一連で子供の歌手でもジャズ盤をという需要があり、これに応えたのがこの盤に収録されているような楽曲であった。川田正子や伴久美子ら戦前の子供歌手と言えば童謡歌手というイメージが強いが、チェリーミヤノやミミー宮島もこれに負けずとなかなか達者。今回特に驚いたのはマーガレット・ユキとニッポン・ベティ・ブーブの2人で、なるほど前者はこれでタップまでやらせたら興行的には目立つことこの上ないし、後者の珍奇性とこれにそぐわぬ当時としては堂に入ったジャズ歌唱は飛び道具としてすばらしいものがある。ニッポン・ベティ・ブーブはリラ、ニラのハマダ姉妹の長姉らしいとするが、これも驚いた。マーガレットとブーブ以外の歌手はも散発的にCD化されてはいるが、こう一堂に会して聴くと感慨ひとしお。この二人を有名所に交えて紹介したのがこのCDの最大の意義か。

また、この当時のジャズレコードにおけるタップの重要性やディズニーソングの楽曲としてのインパクトを検証するのもこのCDの重大な存在意義。重厚極まりないブックレットも読み応え十分。おすすめ。

23.5.22 人を思う。

秋庭豊とアローナイツ

ゴールデン・ベスト

CD ビクター VICL63742

 ムードコーラスグループの中でもメジャーな存在ながらワーナー、トリオでメインの活動をし、その後は会社を転々としていたためまともなベスト盤がないアローナイツのオールタイムベスト。北海道の炭鉱の工夫仲間がGSをやりたくて結成したグループがその元々なだけにラテン・ジャズり臭いがせず、R&B臭も極めて少なく、ポップスに立脚した楽曲のルーツが気になっていたが、なるほどGSが音楽のベースだと納得できる。アローナイツは、とにかくボーカルの木下の卓抜した歌唱能力に頼っており、他のメンバーの影の薄さがムードコーラスグループの中でも特に気にかかる。しかも、デビュー当初の木下のダイナミックさも徐々にパターン化していき、マンネリに陥っていっていしまったのは惜しいところだ。

このCDはどういう順番・選択で並んでいるのかよくわからないシングルのA面を前半に、アルバムに収録された他の歌謡曲のカバー等を後半に置く。どうも自分の好きな曲がオミットされているのが気に入らないが、それはともかくピーナッツのカバー「明日になれば」が出色の出来で、このバンドのそもそもの来歴が何なのかということをここまで如実に表している曲もそうない。

ライナーやデータが全くないのとゴールデンベストと言ってこの選曲はどうなのよというところではあるが、「明日になれば」一曲だけでも聴く価値ありというところ。音源は一応オリジナルのものと思われる。

秋庭豊とアローナイツ

昭和元気演歌参上

CD オクテット YZOC2014

こちらはワーナー時代のシングルを掻き集めた初期ベスト集。アローナイツの一番いいとこを集めており、自分が彼らの曲で好きなものは殆どこれに収録されている。特にこのバンドを見直すきっかけとなった「東京の雨を札幌で」の絶妙な差し引きは聞いていて心地よい。楽曲の精選さはともかく、もっと価値があるのは木下あきらによる故秋庭豊に捧げたバンドの歴史を紹介したライナーで、このバンドのことがここまで印刷物として集中的に紹介されたものはないだろう。入門編としては上よりもこれ。「黒い雨」等が収録されていればなお満足だが、そこまで要求しても過酷に過ぎる。まずは大満足。

青山ミチ

ゴールデン・ベスト

CD ユニバーサル UPCY6658

クラウンからも同じタイトルでCDが出ているが、これはポリドール時代の代表曲を網羅したもので、一部を除き全く別の選曲。何でこんな混乱するような措置を取ったのかよくわからない。長年リリースが待たれていてようやくリリースに漕ぎ着けたから目出度いのだけれども、まず、ゴールデンベストのシリーズで出した割には解説も曲データ(何とかリリース年はわかるとしても)も一切ないのが惜しまれるし、選曲も今回初CD化となる曲がわずかに六曲で、もっと何とかなったのではないかという口惜しさも広がる。立つときに跡を穢してしまったのでここまでなんとなく忌避されてきたということもあるだろうが、ユニバーサルがわざと売れない方向に物事を運んでいるように思える。もちろんこういった前提をすっとばせば六十年代前半最高のポップス歌手の魅力がつまったいかした内容だから安心して聴けるのだが、もう一点、心が晴れない。「シャムネコ天使」あたりを聞くと日本にもティーンポップスというものがあったのだなという感慨に襲われる。

パフューム

レーザービーム

マキシ 徳間 TKCA73655

聴取中。

高倉建志

はなうたブルース

EP 東芝 TP1068

聴取中。元スリーファンキーズ。のち藤と改姓。

23.5.18 通常運転。

東英行とカルチナ

千歳ブルース

EP 東芝 SA4R9009

聴取中。千歳の地方ムードコーラスグループか。

23.5.17 GSの復活。

林美枝子

雨の青山通り

EP ポリドール DR1672

聴取中。筒美作品。

23.5.14 違う意味で大変。

小畑実

ゴールデン・ベスト

2CD ビクター VICL63735〜6

待望のオリジナル音源を使ったレーベル横断のベスト盤。マーキュリー、コロムビアの音源がないのは残念だがデビュー盤からラストシングルまで網羅した選曲は殊勲もの。小畑実の魅力は所謂クルーナーと評される声質と朝鮮訛の独特の舌足らずさによって大変にマイルドな耳障りで、おそらくこういう立ち位置に立つ人は空前絶後だろう。このCDの煽り文句のハートウォーミングな歌声というのは実に的を射た表現だと思う。永田紘次郎と藤山一郎に憧れていたと言うが、前者との共通性はなくて、後者との共通性が強いが、しかし楷書の藤山一郎に対して行書の歌唱と言えばよいか、どうにもこうにも立ち位置が独特すぎて系譜が辿れもしないし、またこの人からの流れというのもないので、このあたりが多くの人が憧れたのにもかかわらずその系譜がたどり得ない、歌謡界最大の異物である岡晴夫との共通性があり、このふたりを並べるというのは実に理に適ったことのように思われる。大歌手中の大歌手なのにいままで今ひとつ大きな扱いにならなかったのは、いくつも理由があるように思う。一つは何でも歌ったことはその通りなのだが、結局この人にはまったのは哀愁歌謡やテンダネスな歌謡で、しかも案外に洋学的な要素が高い曲だったのにもかかわらず、作り手の方に和風和風の思い込みがあったと思われること。及び余りに他所の勝馬に乗ろうという根性で作られた曲が多すぎること。レコード会社を頻繁に渡り歩いたためにアンソロジーが編みにくかったこと(この意味で今回のこれは画期的である。)。一時期引退しており、しかも復帰後短期間で亡くなってしまったこと。いろいろと政治活動していたこと。このあたりだろうか。ビクターだけのベスト盤もまともなものがなかっただけにこれで何とかなれば大変に嬉しいのだが、これで却ってとっちらかった印象になってしまったかも知れず何とも言えず。もっとマニアックなベスト盤が出ればますますこの人のすごさがわかると思うが、少し歯切れも悪くなる。

V.A.

戦国鍋TVミュージック・トゥナイト

CD+DVD キング KIZC99〜100

U局でやっている番組内で披露されたメタ歌謡集。天正遣欧少年使節が歌っている歌を偶々聞いたら出来がよかったので探してみたらあった。光ゲンジやチェッカーズ、B‘zなど昭和最末期から平成当初風ながらこれを壊さないように現代風にアレンジした曲が並び、ちゃんと歌謡曲の故実に適った曲なので一体これを書いた人は誰なのかと作者を検見してみると番組テーマソングを除き全て奥村愛子の作曲で、以前本人が歌っていた復古歌謡調の曲は正直言って大変に不分明なもの足らないものだったから、大変に驚いた。この人はソロとして出した曲よりも十年ぐらい遅れた曲調の曲の方が本当の上得意で、本人のなのか周りのなのかは知らないが、どうも古い歌謡曲風で売り出すのならこういうものという固定観念があって、それでああいう怒りを買うような中途半端な曲を出す羽目になったのかという同情心が起こってしまった。もっとも奥村愛子がソロデビューした当時にこのCDのような曲調の歌謡曲を出したとしても、世間にそれを受け入れる度量というか土壌というかそういうものが一番廃れていた時期だっただろうから、ああいう選択肢にならざるを得なかったのかとかと、まあ悩ましい限りだ。おそらく最初はこんなに大がかりな事になると思わずなし崩し的にこれだけの曲がたまったのだろうからこれは僥倖と云わざるを得ない。浅井三姉妹がどう見てもパフュームのパロディなのにAKB風のチーム分けになっているのが面白かった。これとバランスが良い天昇遣欧少年使節が特に良いが、奥村愛子の曲については悪い曲がない。DVDは特番の抜出。自分は武士嫌いなので・・・。

ザ・サウンズ・エース

白い蝶のサンバ

17cmLP コロムビア大映 DA25

聴取中。大映のエレキバンドの歌謡曲カバーもの。

ロジェとジュピターズ

グリーン・ホーネット

EP テイチク US517

本体入手。両面とも名演!ブルースリージャケ。

南有二とフルセイルズ

旅笠道中

EP テイチク SN1191

聴取中。テイチク時代の末期に何枚か一緒に出した懐メロカバー盤の一。あまり見ない。

タローとアルファベッツ

ふるさと

EP キング BS(L)1370

聴取中。

タローとアルファベッツ

望郷の旅

EP コロムビア P322

聴取中。

クールキャッツ

ルック・オブ・ラブ

EP コロムビア JPS2

聴取中。B面CD化済。

川田ニュースターズ

今帰仁玉城小唄

EP 沖縄 ORE156

聴取中。新民謡。

井出せつ子

佐世保の夜

EP コロムビア SAS1346

聴取中。「幻の名盤」。B面コロラティーノ「南国の夜」はCD化済。何枚か同時に出された夜シリーズの一。

ポップコーン

ブルーロマンス薬局

EP ワーナー L279R

聴取中。兄弟ユニット。

サムソン・クツワダ

帰って来いよ

EP フィリップス FS1855

聴取中。「幻の名盤」。全日のプロレスラーの人。

加橋かつみ

花の世界

EP フィリップス FS1106

聴取中。元タイガース。

青山ミチ

涙の砂丘

EP ポリドール DJ1277

聴取中。こう、ジェノバと繋がっていくラインがあるなあ。

浅尾千亜紀

涙をみせないわ

EP ソニー SONA15006

聴取中。有名盤。

一節太郎

聞くも涙の物語

EP クラウン CW987

聴取中。「幻の名盤」。B面CD化済。

藤本好一

太陽の彼方に

EP テイチク SN61

聴取中。A面CD化済。

永井秀和

恋人と呼んでみたい

EP ビクター SV607

聴取中。A面CD化済。タイガースより偉い人。

仲宗根美樹

恋しくて

EP キング BS612

聴取中。当世風寮歌なるか。

郷辰也

愛して愛して突っ走れ

EP ミノルフォン KA76

聴取中。「幻の名盤」、有名盤。A面CD化済。

丘一郎

さびしいぜ

EP 東芝 TP1084

聴取中。「幻の名盤」。

奈美陽子

セクシードール

EP キング NCS2124

聴取中。何が何だかよくわからない。

秋野ヨーコ&サイケデリックマジック

ク・ル・ワ・セ・タ・イ・ノ

EP 徳間 7BAS28

聴取中。秋野暢子。山本リンダのカバー。

ロミ・山田

そ・れ・だ・け・よ

EP トリオ 3B722

聴取中。

雅夢

愛はかげろう

EP テイチク UE1

聴取中。大ヒット。

五木ひろし

契り

EP 徳間 NCS2006

聴取中。大ヒット。

北島三郎

風雪ながれ旅

EP クラウン CWA35

聴取中。大ヒット。

八代亜紀

涙の朝

EP テイチク RS151

聴取中。ヒット。

井上陽水

夕立

EP ポリドール DR1885

聴取中。この辺はよくわからない。

杉良太郎

すきま風

EP ソニー 06SH69

聴取中。大ヒット。

大月みやこ

大阪ごころ

EP キング K07S245

聴取中。この人は当初の計画通り売れていたらどうなっていたんだろう。

小柳ルミ子

漁火恋唄

EP ワーナー L1110R

聴取中。

細川たかし

矢切の渡し

EP コロムビア AH310

聴取中。大ヒット。

中森明菜

十戒(1984)

EP ワーナー L1665

聴取中。大ヒット。

トランプス

“なるほど!ザ・ワールド”テーマ曲

EP ソニー 07SP639

聴取中。「トランプス・ディスコ・テーマ」の歌無版の改題・再発。

23.5.7 出入り禁止を食らっていたことが判明した。文化に対する反逆なり。呪うべし。それにしてもデビィーズ欲しかったなあ。

江川渥

柴又慕情

EP 日本ウインザー AW0019

聴取中。有名盤。マイナーレーベルのくせにスタッフが豪華な謎盤。

23.4.29 幸せな日々。まだ忙しいけれども。

ザ・スペイスメン

お座敷サーフィン

LP ビクター SJV87

聴取中。栄光のスペイスメンのファーストアルバム。スペイスメンのよさの判らない60年代音楽愛好家・評論家なんてものは信じるに値しない。

和田弘とマヒナ・スターズ

思い出

EP ビクター VS1168

聴取中。両面小畑実作曲。

ジョイベルス東京

愛するかぎり

EP 東宝 AT1120

聴取中。やっと見つけた。

ブルーキャンドル

忘れないでね

EP サウンドワークス SIL571010

聴取中。この人たちは何枚あるのか。それと何でこのランクなのに命脈を延々と保ったのか・・・。

オギノ達也とフーリン・カザン

ラスト・タンゴ・イン・パリ

EP テイチク US790

聴取中。バニーズの後身。映画主題歌のカバー。

ボネ

泣かないでママ

EP ミノルフォン YA34

聴取中。「幻の名盤」。A面CD化済。戸川昌子の系也。

吉幾三

雪國

EP 徳間 7CTS4003

聴取中。大ヒット。

伊藤多喜雄

やん衆船

EP キング GK6077

聴取中。ポップ民謡の人。

城卓矢

トンバでいこう

EP 東芝 TP1465

聴取中。有名盤。

青江三奈

長崎ブルース

EP ビクター SV725

聴取中。大ヒット。

 

23.4.9 腐れ縁よ切れろ。

ジャッキー吉川とブルーコメッツ

ロックンロールパーティーVol.II

LP ビクター SJX10119

聴取中。後期ブルコメのロックンロール・リバイバルアルバムの片割れ。泣く泣く入手。

ステーション

朝日のようにさわやかに

EP キャニオン A99

聴取中。GSのザ・ハイローズの後身。

さんぐらす

貝のひとりごと

EP 東芝 TP2464

聴取中。A面CD化済。佐々木勉、郷田哲也、ムーンドロップスのひとという訳の判らない面子のグループ。

フラワーキッス

オー・ノー!

EP トリオ PB605

聴取中。ジャケットがむちゃくちゃかっこいい。

アプリコット

四つ葉のクローバー

EP ビクター POP12

聴取中。テイチクで出した「公害ブルース」で有名なフォークデュオ。

ニューキラーズ

渚のハーモニー

EP キング BS1697

聴取中。ラブリーズを前面に出したシングル。

23.3.27 脱獄。

ジョイベルス東京

港ものがたり

LP コロムビア ACE7072

聴取中。A面がミノルフォン時代のシングルの再録音ほかのオリジナル、B面がやや前のヒット歌謡のカバー。

和田弘とマヒナ・スターズ

星に唄えば

EP ビクター VS469

聴取中。

和田弘とマヒナ・スターズ

のぼり舟、下り舟

EP ビクター VS493

聴取中。

森雄二とサザンクロス

札幌の星の下で

EP クラウン CW1563

聴取中。やっと見つけた!

上野山功一とブラックジャック

バカは死ななきゃなおらない

EP BJS TPR1173

聴取中。これもやっと手に入れた。案外安かった。

ちゃっきり娘

女ののぞみ

EP テイチク US808H

聴取中。

並木ひろしとタッグマッチ

最終便の女

EP 東宝 AT1111

聴取中。

滝純子一座

かあちゃん太鼓

EP ミノルフォン VS469

聴取中。大衆演劇。

クリッパー

あいつのストリート

EP ソニー 06SH329

聴取中。伝説的なボーイソプラノ、デニスを擁するフィリピン産のジャクソンファイブフォロワー。

クリッパー

キャットマンディスコ

EP ソニー 06SH378

聴取中。確かメンバーが猫の物まねが出来たのでこんなのをやったんだろうな。

佐良直美

二十一世紀音頭

EP ビクター MV578S

聴取中。A面CD化済。B面は鈴木正夫、小杉真貴子「昭和元禄ばやし」。

真咲みどり

殉教

EP キング BS1268

聴取中。

イルカ

なごり雪

EP クラウン ZP10

聴取中。大ヒット。

23.3.24 何一つ面白いことのない一年だった。

ザ・ダーツ

黄色いあめ玉

EP コロムビア LL10097J

本体入手。学生GS之末路。

倍賞美津子、黒沢明とロス・プリモス

おばこ天使のうた

EP クラウン CW722

聴取中。

23.3.20 大震災の犠牲者に対して哀悼の意を表し、生ける被災者には明日への祈りを捧げる。

ポップ・アンド・ポップス

ゴーゴーサックス

LP キング VS889

聴取中。GSの喫茶風インストカバー集。GSという言葉ができる前の記録。

和田弘とマヒナ・スターズ

ひとりぼっちの愛情

EP ビクター SPV70

聴取中。映画主題歌のカバー。

伴淳三郎、佐々木栄一

母ちゃんにしかられた

EP フィリップス FS1843

聴取中。有名盤。

王祥齢

孤児マリー

EP テイチク SN1264

聴取中。どうも知り合いに似ていていけない。

23.2.27 睡眠障害かしら。

和田弘とマヒナ・スターズ、森光子

女の季節

EP ビクター VS889

聴取中。森光子が台詞で参加。

和田弘とマヒナ・スターズ

京の川

EP ビクター SV295

聴取中。

愛川みさ

一日だけの恋人

EP ミノルフォン KA295

聴取中。この辺りはあまり売れず。

あいあい

愛のふれあい

EP コロムビア AK211

聴取中。病的なジャケットが一部で有名。tokyo99とは別。

克美しげる

俺たちゃマドロス

EP 東芝 TP1072

聴取中。

マギーミネンコ

燃えるブンブン

EP キング BS1807

聴取中。大ヒット!のちにティーバックスや久本雅美がカバーしている。

水前寺清子

大勝負

EP クラウン CW1101

聴取中。代表曲。

森山良子

この広い野原いっぱい

EP フィリップス FS1006

聴取中。代表曲。

奥山p伸

あめりか橋

EP ソニー 06SH120

聴取中。狩人でヒットした曲のオリジナル。

碧夏子

恋のサンシャイン

EP テイチク RS136

聴取中。B級感はあるけれどあとのシングルでの異常さはまだみえず。

笑福亭鶴光

鶴光の新説SOS

EP コロムビア AK165

聴取中。A面CD化済。岡林信康の筆によるピンクレディーへのアンサーソング。

デビル雅美

サイレント・グッバイ

EP キティ 7DS097

聴取中。つくづくこの人が歌手でなかったことが惜しまれる名演・名唱の大名曲。A面CD化済。

石橋正次

鉄橋をわたると涙がはじまる

EP クラウン CW1255

聴取中。これも大ヒット。

杉良太郎

めぐり逢いふたたび

EP ソニー 07SH954

聴取中。

アリス

夢去りし街角

EP 東芝 ETP10547

聴取中。

北島三郎

炎の男

EP クラウン CWA119

聴取中。

仲雅美

ポーリュシカ・ポーレ

EP ビクター SV2196

聴取中。大ヒット。

浜圭介

悲しみよ闇に散れ

EP テイチク RE645

聴取中。「週刊求人案内」のイメージソングのジャケットが娼婦もどきというのは何でなのか。

中原理恵

東京ララバイ

EP ソニー 06SH259

聴取中。代表曲。

美川憲一

一番列車の女

EP クラウン CW1268

聴取中。

あみん

琥珀色の想い出

EP フィリップス 7PL107

聴取中。

桜田淳子

天使も夢見る

EP ビクター SV1134

聴取中。デビュー曲。

美空ひばり

別れの宿

EP コロムビア AK668

聴取中。

23.2.19 ツィッターもウィキペディアも大嫌いだ。

真木ひでと

夢よもういちど

CD ソニー DYCL71

元オックスのボーカル、ソロ転向後のファーストアルバムの復刻。本人含め皆演歌に転向したと言っているが、演歌というのは前身がグループサウンドだったからその落差を狙って喧伝をしているからであって、レコードとしては歌謡曲のど真ん中のほんの少し右に走っていたのをほんの少し左に走るようにした程度で、実際にはそこまで大きな差はない。では何故、その落差のレッテルが通用するかと言えばオックスの普段のステージの破滅的なところを皆了解していたからであって、今後オックスのステージのイメージが薄れて行くに従って、野口ひでとから真木ひでとに変わったインパクトの意味はだんだん読み取れなくなって行くに違いない。実際には真木ひでとになってからもニューロックとは言わないが元GS人脈の中で語れるようなロック的な楽曲も発表していて、実際にはこちらの方が吹っ切れた楽曲になっている。前々から思うにアイドル的に売れたGSの特にボーカルの人はロック方面に優れていても、GSという事が足かせになってアングラ的なロックに居させてもらえない事が散見される。この人も実際には非ブルースのロックというものが一時期絶滅したから致し方ないが、ロックの方面にいることができたら、存在感が違ったものになったのではないか。GSのボーカルで売れた人で絶叫方の歌い方が良くはまったのは堺正章とこの人を置いて他にないのだから。このあたりは本人が当時置かれていた状況を察すると絵に描いた餅と言わざるを得ないが・・・。

ということで、このアルバムも実際には所謂ムード歌謡の範疇に入るもので、演歌と言って誰からも異存のない楽曲は一曲もない。ソニーと言うよりもビクター的な感触の吉田正直系の正統的な都会派歌謡やクールファイブ的なブルース色が強い三連バラード、ベルウッドのフォークを意識したとおもわれる曲が続く。音も昭和50年とは思えないほどの近代的な、悪く言うとカラオケ的軽薄な、サウンドで、これも本来この人の持つ土着的でない持ち味を生かす為の工夫に思える(編曲は全曲竜崎孝路。)。他人の曲のカバーも多いが詞は全て山口洋子が行っており、この一人の詩人の世界に浜圭介、筒美京平、猪俣公章、藤本卓也、すぎやまこういちらがどのように対峙したかを検証する、そういう楽しみをすべきアルバムではないかと思われる。

23.2.12 寝込む。

河野里佳

女神のねごと

EP コロムビア SAS2041

聴取中。

23.2.10 今日も開店休業。

堀内美紀

熱い恋

EP キング BS689

聴取中。A面CD化済。「恋の呪文」より、この曲こそがこの人の最高傑作。

23.2.9 モラトリアム。

にしきのあきら

ピポピポ旅行

EP ソニー SOLB42

聴取中。有名盤。汽車型自動車でふらふらするドラマの主題歌らしい。

23.2.8 今楽。

堀田利夫

愛しのメルサ

EP テイチク SN562

聴取中。あとでジョイベルス東京へ行く人。

23.2.7 今は少し暇。

上谷ひできとラブロックス

お嬢さん

EP ビーナス 番号なし

本体入手。古河庭園ジャケ。ここもR&Bが売りだったのか。このレコードも言われているよりは多く出回っているっぽい。

23.1.29 忙しいわ面白くないわで。

ザ・スペイスメンJR・ジャイアンツ、ザ・スペイスメン

若いダンスパーティー スイム・スイム・スイム

17cmLP ビクター SVC103

聴取中。「熱い砂」「黄色い鯨」というスペイスメンのオリジナル曲をフィーチャーしたコンパクト盤。

ザ・ドルフィンズ、ゴールデンスタンパーズ

ビッグ・ヒット4

17cmLP クラウン HW15

聴取中。スタジオ系エレキ・バンド。

ザ・ジュピターズ

結婚しよう

EP テイチク US618J

 本体入手。「おっさんくささ」が大っぴらにGS扱いするのが憚られている理由であろう。中身は発表年代に似合わぬポプコン的、ニューミュージック風・超近代的なオーパーツ楽曲。

23.1.18 よくないことが多い。

敏いとう&ブルーキャンドル

誘惑

EP コロムビア CD19

聴取中。これがオリジナル。

七星光

アイ・ラブ・ビキニ

EP コロムビア SAS924

聴取中。未開放幻の名盤。

23.1.16 CDの買い初め。

AKB48

チャンスの順番

CD+DVD キング KIZM69−70

キングのイメージがないなあ。カップリングの「胡桃とダイアローグ」がよかったので買ってみた。表題曲はAKBの曲のイメージを抜け出さず特筆すべき処もない散漫な印象の曲。ミドルも卯建上がらず。この時期まではどうも外向けに受ける曲がどういうものなのか作家陣が掴めていなかったように思う。ボトムがお目当ての「胡桃とダイアローグ」でクールな感触のテクノ歌謡。抑揚を少なくした上で無機質かつずたずたに切り裂かれたようなボーカルの加工が実にまるで映らなくなるテレビが壊れる直前の断末魔のようない未来の荒涼としたセラミックジャングルが浮かんで、素晴らしい。曲はやや平板だが編曲が突端的で、彼らの曲で初めて耳に引っかかったという意味で衝撃を受けた。彼らは歌手としてはこういうサイバー的な曲とかクールな曲の方が総じて出来が良いが、何故かブリブリした曲が求められているようで、はっきり言ってさっぱりわからない。もっともこのあとこの路線の曲はないようだが。よく考えればこの曲は平成23年の潮流だったAKBと韓流の両方の要素を含んでいるが、これがボトムだったのがこのときのAKBの立場が良く出ている。PVも「胡桃とダイアローグ」が図抜けている。ドキュメントは自分は理不尽な事が嫌いなのか、どうも関係性が受け入れられず、感情移入できない。

23.1.12 今年の買い初め。レディーガガを買うつもりだったのに。

高橋啓次郎とサウンドブレイク

別れるなんて勝手だわ

EP FRC FR245

聴取中。中身がいまいちという評判もあわせて有名盤。どういう集団なのかさっぱりわからない9人組。

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