これ買いました平成21年8月

21.8.31 かかるを地すべり的勝利と言わめ。

那珂川かおる

銀座のお月さん

EP 日本パイオニア NPR104

聴取中。このパイオニアレコードはワーナーパイオニアとは全く関係のないマイナーレーベル。

日比谷音楽倶楽部

赤ちょうちん

EP コロムビア TD1232

聴取中。翔、イクラ、一本木蛮らによるユニット。「いとしのレイラ」を応用したフォークロック。某有名な人がDJで回していて気になっていたもの。

21.8.28 もうすぐ遺風も底をつく。

菊地正夫

菊地正夫の東京だより

10吋 テイチク NL1163

「スタコイ東京」を含むテイチクでの絶頂時代に出たノベリティ色の強いアルバム。「民謡ロック」路線を強く打ち出していた時代のアルバムだけあり演奏はかなりロッカビリー度が高い。山下敬二郎らの初期のロッカビリー歌手の作品とスペイスメンあたりの非ロック系エレキインストバンドの作品の間に入れてみると歴史の動きがしっくりとわかる。ノベリティ色が強いと書いたけれども、そのおかしみは全て菊地の独特ななまり(東北なまりをディフォルメしたもの)に端を発していて曲自体は割合にまじめなものが多い。冒頭を飾る「東京スタコイ便り」は上原敏の「上海だより」を意識しているというか殆どそのままでこれでクレジットが作詞作曲北原じゅんとなっているのが心配になってくる。曲はオリジナルで固められており、しかも実の兄弟である北原じゅんの筆によるものが殆どである。

サニートーンズ

軍隊小唄

EP キング BS1291

聴取中。所謂正統派ムードコーラスグループなのでこんな仕事もしています。

ザ・シャデラックス

神戸まつり音頭

EP ソニー CORD30015

神戸市民協会選定。なんでシャデラックスを使う必要があったのかよくわからないポップスもフォークも糞食らえな純正演歌。いくら地元出身でも他にもっと頼めそうな人はいそうなものだが。しかしのりのりで歌っているのでこれはこれでいいのかもしれない。B面はコミックソングを取り入れたにぎやかなマーチで開明都市・神戸の雰囲気にぴったり。コーラスの上手さが際立つ。両面とも明るさに満ちておりフェスティバル用という当初の目的は達成している。

水木炎

アモーレ港

EP キング BS1692

聴取中。A面CD化済。「幻の名盤」。藤本卓也。

佐伯美香

むすめ演歌ぶし

EP キング NCS1570

聴取中。自主盤とはいえ、このとき7歳で今のさくらまやよりも年下なのである。B面は「あなた酒」、7歳に歌わせていいタイトルではない、ということで非常な有名盤である。

鹿内タカシ

君を求めて

EP キング EB7243

聴取中。B面の演奏はブルーコメッツ。この人もベスト盤が出てもよさそうなものだが・・・。

21.8.27 今天狗。

ハプニング・ポップス

ハプニング・ポップス‘68

CD EMI BRIDGE147

事実上本体入手。音だけは昔縁があって持っていたけれども、こういう商品としての実体があるとまた格別。ハプニングス・フォーのクニ河内が「マジカル・ハプニングス・トゥアー」と「クラシカル・エレガンス」の間に出したクラシカルポップス色・ジャズ色の強い洋楽ヒット曲のインストカバーアルバム。ファズ使用などGS時代らしいアレンジではあるけれども、音の方は瑞々しく古さが感じられない。当時のジャケ裏の解説は縮小版で何とか復刻されているが流石に内容がまずいからか新たに解説が起こされている。なお、この新しい解説は10年以上前に出た「グルーヴサウンズインニッポン」の解説と対応していて、時の流れを強く感じさせる。文中「唯一これまでCD化されていなかった」が何を言わんとしているか不明ではあるけれども、音の方は間違いなく貴重且つ宜しいものであるので、めでたい限り。

V.A.

ヴェルファーレ・Jポップ・ナイト・プレゼンツ・ダンス・ウィズ・ユー

CD エイベックス AVCD11571

こんなタイトルだが当時絶頂期だったエイベックス所属のアーティスト(といってもMAXとか知念里奈とかD&DとかSPEEDとかで当時のエイベックスでは二番手クラスに属する人たちばかりだが。)が阿久悠の作品をユーロアレンジでカバーした企画もののアルバム。これのMAXの「青春時代」を聞かせていただいたときにものすごい出来のよさにびびったことからずっと探していたもの。
 歌謡曲を聴く人にはやたらに最近の曲を貶して昔の曲を持ち上げる人がいるけれども、所詮歌謡曲は売れないと意味がないということでははるか神代の昔から変わらぬ原則であって、この点を忘れて「音楽性」や「思想」にこだわると体を失う。自分は前世紀末のエイベックスのユーロ路線の一連のヒット曲とその戦略は歌謡曲のあり方として大変に正しいものだと思うし、昨今のヒットも昔からその本質が変容したとも思わない。一体Jポップという言い方と流行歌という言い方に何の違いがあろうか。歌謡曲の中で極端に宗旨が違う演歌を切り離したのがJポップであるとするのなら歌謡曲としては寧ろ純化されたと見なければならぬ。但しGSの前は軒並み5階建てのビルばかりだった都会が、その後は焼き討ちされて辺り一面が焼け野原になり3階建てのビルでも遠くから見ても目立つようになったようなものなのでその辺はそういうものと思ってみないといけないが。

さて、改めて聞いてみると発売当時のユーロアレンジで昔の曲が余り捻らずにカバーされているものであるけれども、やはり歌謡曲は流行りものに載るべきものであってどれも大変に情趣深い。歌が上手い歌手からそうでもない歌手までいろいろといるけれども、全て時流に乗った勢いがあってどれも宜しい。音域の関係でメロディーをごまかしたり潔く音を外している箇所も見受けられる。日ごろ自分の言っている有職故実であるとか技量と儀容といったものが全部すっとばされてしまう。所謂アーティストによるカバーよりもこういう思いつきだけで作ったような企画物のコンピのほうが歌謡曲の本質を突いている。全て頭の中を右から左へ流れていくような感覚があるが、不快感や違和感は不思議に起こらない。特に出来が良いのはMAXの「青春時代」(この人たちは大変に上手い歌手だと思うけれども、このアルバムでは勢いだけで歌っているものほど出来が良い。)のほかSPEEDの「ウォンテッド」、本家とダブるフォルダーの「個人授業」あたりであろうか。会社としてはZEROを売り出したかったのだろうし、現にここでも宜しいけれども、押しが弱そうな感じを受ける。金をかけてイデーを傾けて血を汗にして作ったであろうアーティスティックなものや大御所歌手が技量に任せてカバーしたものよりこのアルバムのほうが情趣が高いというのは歌謡曲というものの見方において相当な示唆を与えるであろう。自分にとってはロック中心主義とか、或いはある時期の歌謡曲を他の時期の歌謡曲と全く違うものとしてみるような歌謡曲の史観は大変に受け入れがたいが、これはそれを傍証しているように見える。
 ちなみにこのCDが発売された当時ベルファーレで記念イベントがあり、そこに阿久悠が呼ばれていたが、そこでの彼の振る舞いが彼の印象が定まる上で自分にとっては相当に影響を与えている。何と言っても「スター誕生」とかは自分が生まれる前の番組だし。 

藤野ひろ子

渚の祈り

EP キング BS1131

聴取中。

つや&みや

東京が森になったとき

EP コロムビア P128

聴取中。エコ歌謡。

21.8.26 今季最後の大爆発です。

渚一郎とルナ・ジェーナ

魅惑の歌謡コーラスベスト14!

LP RCA JRS7014

本体入手。ムードコーラス屈指の名盤。

黒沢明とロス・プリモス

ロス・プリモス ヒット・ハイライト

LP ビクター SJV483

聴取中。聞いたことがないのは「銀座物語」だけ。

V.A.

ビクターステレオ特別試聴用レコード

17cmLP ビクター ESD7

聴取中。ラテン系四曲。中村八大、佐良直美と古谷充とザ・フレッシュメンとか。

ロス・インディオス

ブエナス・ノーチェス東京

EP ポリドール DR1542

A面CD化済。東京ロマンチカとは別。B面は本間作曲だがまるでカバーのような本格的なラテン作品。清新なミドルテンポな作品でハープ、ギター、ボンゴの使い方がまことに痛快。いぶし銀の味というべきか。こちらの方をA面にするべきだったのでは。

ロス・インディオス&シルヴィア

それぞれの原宿

EP ポリドール CD45

A面CD化済。B面はカラオケ。せめてここら辺りでもう一つヒットが出ていたらムードコーラスの歴史もロス・インディオスの行く末もシルヴィアのその後も全て違ったろうに。

ロス・インディオス&シルヴィア

コモエスタ赤坂

EP ポリドール 7DX1214

A面CD化済。B面はカラオケ。大ヒット曲のリメイクだが、これも全然ヒットしなかったことでロス・インディオスのヒットメイカーとしての命運は尽きたと思う。ここで「GINZA伝説」が先行していたら・・・。

ロス・インディオス

GINZA伝説

EP ポリドール 45DDI5012

プロモ盤。A面CD化済。B面はのりの良いアダルトポップス。出だしが「飛んでイスタンブール」に聞こえるが、歌いまわしの独特さが気を引く。コミックソング的な要素も強く、シルバースターズの「行きずり同士」にも相通じる。両面とも出来がよく、これが「別れても好きな人」の直後に出ていたらと思うと大変に悔しい。

ライラックス

EP キング K07D80192

現役グループ。アップテンポのジルバ。うだつの上がらないメロディーを曲のスピードでカバーしている。メンバーが次々とソロをとっていくスタイル。ボーカルがメロディーラインを微妙に外れるのが気になる。B面はしっとりとした歌謡バラードで、ダークフェローズ風だが、フェローズよりも密度が薄い。よからず。

ライラックス

EP リバスター RTC0037

上と同じカップリングで移籍・翌平成元年リリース。両面ともおそらく上と同じ音源だろう。

三浦正弘とハニーロマン

おもいでの雲仙

EP クラウン CW1282

聴取中。情報盛り込みすぎのジャケット。

池田進とグリーンアイズ

夜がつらい

EP ポリドール 7DX1571

何枚あるんだグリーンアイズ。演歌調の作品だが、これもファルセットを申し訳のように載せている。一体初期のシングルで全くコーラスを使っていなかったのはなんなんだろう。しかもこのファルセットもロマネスク・セブンのように破滅的な使い方をしておって大変に聞き応えがある。曲自体は平板だが、スパイスが効いている。B面も演歌系統の曲だが、こちらはロッカバラード色が大変に強く、多少なりともムードコーラスらしい曲調とも言えようか。シタール、女声コーラス、サックス、メンバーのコーラスが総攻撃をかける導入部分が厚い。

長良いづみ

東京ズキズキ娘

EP RCA RVS1064

聴取中。これがデビュー曲だと思った。

大島ひろみ

口笛のブルース

EP ポリドール DR1505

聴取中。燃えるジャケット。

川端リュウ

悪い奴ほど手が白い

EP ミノルフォン KA418

聴取中。整った顔をしたはる。

ドレミファン

宝石泥棒

EP ソニー SOLB217

聴取中。

大西ケンジ

チャンス

EP ポリドール ODR105

聴取中。今のはるな愛。

瞳樹々

鬼とエンマの人生なのだ

EP フィリップス FS1167

聴取中。有名盤。

ダークダックス

新しい旅に出かけよう

EP ポリドール 7DX1148

聴取中。

ダークダックス

歌声がきこえる

EP ポリドール 7DX1247

聴取中。

ダークダックス

花詩集

EP ポリドール 7DX1310

聴取中。

デュークエイセス

星の旅人たち

EP 東芝 RT072041

聴取中。

デュークエイセス

ララミー牧場

EP ビクター SV7244

聴取中。

ダークダックス

一枚の切符から

EP クラウン PA6

聴取中。プロモ盤。

トリオ・ロス・デルフィネス

ダンスパーティーの夜

EP キング 17DH580401

聴取中。プロモ盤か。

トリオ・ロス・デルフィネス

奥飛騨慕情

EP キング K07S402

聴取中。有名盤。

七福山楽笑

流浪の旅

EP テイチク 5369

聴取中。テイチクの自主盤は録音年がわかりやすくて良い。

七福山楽笑

河内ロック

EP クラウン CW1816

聴取中。有名盤。

嶺よう子

千種川恋しぐれ

EP サウンドワークス MNC5219

聴取中。

石垣かつや

北の港

EP サウンドワークス MN1275

聴取中。B面は茜まり「ひとり身人生」。

岡ゆう子

熱愛

EP ビクター PRA116112

聴取中。

岡ゆう子

ラブソングは歌わないで

EP ビクター PRA11688

聴取中。

松山研二

荒波人生

EP キング NCS2410

聴取中。

松山研二

湯の町あかり

EP キング NCS2010

聴取中。B面は千草みゆきとデュエット。

ヒロ小暮

女の坂

EP サウンドワークス MN1052

聴取中。

市川のりお

嵯峨野の宿

EP 東芝 O4R4106

聴取中。

市川のりお

こころ妻

EP 東芝 O4R4096

聴取中。ジャケ違い2枚。

阿部栄光

上京

EP チャンス NR015J

聴取中。

阿部栄光

パチスロ音頭

EP チャンス NR002J

聴取中。ジャケットにネオンの切れたパチンコ屋の写真を使うのが自主盤らしいいい加減さだ。

愛宗子

ひどかんべ

EP ローヤル RQ651

聴取中。

京極昌子

真室川小唄

EP ローヤル RQ657

聴取中。

大美純子

あなたがくれた涙なら

EP ローヤル RQ693

聴取中。

北条和美

人生一幕

EP ローヤル RQ696

聴取中。

三春景子

その手は古いわ

EP ローヤル RQ702

聴取中。

松宮有里

浪花夫婦人情

EP サウンドワークス MNC5130

聴取中。プロモ盤か。

嶺よう子

飛騨宮川音頭

EP サウンドワークス MN1285

聴取中。

北川滝子

永遠のひと

EP サウンドワークス MN1284

聴取中。

チョン・ヨンジン

雨の大阪

EP キング NCS2527

聴取中。

瀬戸口京子

しのび宿

EP キング NCS1898

聴取中。

岬晃司

ゴルフのうた

EP キング NCS1639

聴取中。ハニーナイツとは別。

野沢なつき

残り火

EP キング NCS1996

聴取中。

寺尾美紀

浪花おんなのネオン唄

EP キング NCS1160

聴取中。ナレーション・大久保怜。B面寺尾あきらと「夫婦酒」。案、夫婦か。

大月みやこ

夫恋あい歌

EP キング NCS2401

聴取中。若い。B面は千葉一夫「酒場のおやじ」。

夢勝二

EP キング NCS1887

聴取中。

神野ゆたか

夢でもいいから

EP キング NCS2169

聴取中。

大和裕

男風

EP キング NCS2089

聴取中。

藤野とし江

流れ花

EP キング NCS2399

聴取中。

清水聖史

恋の山陽新幹線

EP キング NCS2032

聴取中。微妙にマイナーなテーマ。

橘ゆり

渋谷メモリー

EP オリエント OR8112

聴取中。

飯塚文夫

北海男船

EP オリエント OR8168

聴取中。

夏川真梨子

レインボウ

EP クイーン QR1006

聴取中。

三木洋子

三木慕情

EP クイーン QR1002

聴取中。

灘みや子

花街子守唄

EP 東芝 O4R4129

聴取中。

本宮大輔

横須賀物語

EP 東芝 4RS1535

聴取中。

船仁のるか

夢追う夜のブルース

EP 東芝 E4R0003

聴取中。

夏けい子

呑んで呑んで小唄

EP 東芝 O4R4139

聴取中。B面は山園拓也「背中に別れ」。

志麻みゆき

夢追う女

EP 東芝 O4R4104

聴取中。

手柄ますみ

想い出の女

EP 東芝 O4R4088

聴取中。

市川のりお

播州お祝い音頭

EP 東芝 O4R4133

聴取中。

藤人司

浪花ロック

EP 東芝 4RS1409

聴取中。競作。

中本精二

涙つづき

EP 東芝 T4R1044

聴取中。B面は佐藤宏「この部屋に」。

三門二郎

下町ロマン

EP 東芝 E4R0086

聴取中。

松山恵子

死ぬほど好きな人だもの

EP 東芝 4RS1515

聴取中。

茜ゆり

旅情・笛吹川

EP 東芝 4RS793

聴取中。

今出屋助左衛門

神戸めぐり

EP 東芝 4RS1113

聴取中。

深美容子

ふとみりゃ酒場の止まり木で

EP ビクター VNR8

聴取中。有名盤。

池賢治

愛の迷いみち

EP ビクター PRA10851

聴取中。

小倉靖子

霧のサンフランシスコ

EP ビクター PRA10721

聴取中。

美里まり子

惑い

EP ビクター PRA10998

聴取中。

佐久間美華

夢想花

EP ビクター PRA11790

聴取中。円広志とは別。

開浩

華まち運命

EP ビクター PRA11177

聴取中。

荒井英子

昭和のお吉

EP ビクター PRA11424

聴取中。

西村新吾

東京サ

EP ビクター PRA11236

聴取中。国会議員とは別人。

岡ゆう子

千亀利城

EP ビクター PRA11692

聴取中。

冠二郎

あぶくの夢

EP コロムビア PES8312CP

聴取中。B面は伊東ルリ「白川しぐれ」

島倉千代子

高瀬の川にて

EP コロムビア PES8297CP

聴取中。

早瀬一郎

浪花大地

EP コロムビア PES8395CP

聴取中。

朝良晃三

お光の恋

EP サウンドワークス MN136

聴取中。

圭子

あいつが悪い

EP ロリーポップ 番号なし

聴取中。プロモ盤。意味不明なキャンペーン。

ジャッケル

さつき

EP ラックス RG1100

聴取中。

正木譲

演歌人生一本勝負

EP ポリドール 7DR10

聴取中。

駿河菜由美

港おんな雨

EP ポリドール 7DR8

聴取中。

岡ゆう子

足摺岬

EP ビクター PRA11542

聴取中。

香上ロコ

サイ・カンバセーション 今宵かぎりで

EP ビクター PRA11322

聴取中。

朝刊太郎

盛り場渡り鳥

EP テイチク 52118

聴取中。

松浦賢二

望郷ながれ花

EP テイチク 6337

聴取中。B面は西山ひと美「スポットライト」この番号帯は続くなあ。

末広幸子

夫婦賛歌

EP ポリドール DDI95014

聴取中。

チョンア

ポゴシポヨ

EP ポリドール 0DX1594

聴取中。

南風カオル

チャンバラ流し

EP 大阪ローオン RAB131

聴取中。

凡天太郎

さいはての宿

EP エンドレス BS0102E

聴取中。

灘みや子

みや子の河内音頭

EP エバー MN1295

聴取中。

満野宝光

天下

EP エバー MN1199

聴取中。

浜和也

人生番外地

EP ソーラスマーキュリー SM2059

聴取中。

山中秀夫

哀愁の宍道湖

EP ソーラスマーキュリー SM2053

聴取中。

八州良

親父の酒ぐせ

EP マーキュリー MA0010

聴取中。マーキュリーレコードは動向がよくわからん。

しんや修一

高山本線

EP ポニーキャニオン 7A0308

聴取中。

大路洋子、相沢慎一

誘惑のサタデーナイト

EP マーキュリー SR2180

聴取中。

灘みや子

あなたの愛に

EP サウンドワークス MN1101

聴取中。

半田勝章

合気道

EP チャンス NR001AF

聴取中。なにこのジャケット。

鈴木潔子

EP RVC CR53

聴取中。

飛鳥光司

厳冬

EP ポリドール DDI15353

聴取中。

ありさ美穂

ミッドナイト・サンバ

EP ボウ・ストリングス BSR7001

聴取中。

向井克彦

産念坂

EP コロムビア PES8100NP

聴取中。プロモ盤か。B面はシーサイドシティの「あなたのそばで」。

石田茂樹

踊りまへんか!

EP B&B 番号なし

聴取中。

サンディK吾妻

コバルト色の海

EP サウンドワークス MN1366

聴取中。

本川千代子

別れ港

EP ゴールデン GDR1

聴取中。

美和かをり

砂時計

EP サウンドワークス SIL8511016

聴取中。

富田晶子

まかせて下さいこの人に・・・

EP ユニバシティ UV1001

聴取中。

慎京美

プリティー・バタフライ

EP よみうりオーディウム MN1111

聴取中。なんて汚い壁の前でジャケットを撮っているんだ。

美山ユリ

風はなにいろ

EP テイチク 6038

聴取中。

山本ゆき

演歌坂

EP トリオ 3X712

聴取中。

湯沢明

チューハイ人生

EP サクセス CS005

聴取中。

條たかし

ありがとう

EP カーム CE890721001

聴取中。

水島裕司

男道

EP サウンドスタッフ SNO87005

聴取中。

岬慎治

もうすぐ21世紀

EP テイチク MAL997002

聴取中。有名盤。

服部照男

帆船三代男

EP ウィン 番号なし

聴取中。

岩井半四郎・仁科幸子

お嫁に行くまで

EP ミナァバ R012HF

聴取中。

川崎ゆかり

倖せ二人

EP カルチャー C2

聴取中。

ジュン

雨の大阪

EP アール RQ657

聴取中。なんで蔡賢淑がジュンになるのか。

おぼこ

あなたほんとに罪つくり

EP 日本プリンス NPS1139

聴取中。なんという歌手名か!

一路さち

新宿でした

EP ベスター VR1002

聴取中。

廣きよみ

たった一つでごめんなさい

EP ウィンザー FW0007

聴取中。

岡田有加

どじなことだよ諦めな

EP エルム ES777

聴取中。このタイトルもすごいが、タイトルが表からちゃんと見えないジャケはどうか。

尾沢勝義

望郷哀歌

EP 直島ミュージックスタジオ 番号なし

聴取中。高松の会社。

SMSスタジオオーケストラ

コモエスタ赤坂

EP トリオ SG0664

聴取中。カラオケ。

 

21.8.25 久しぶりにCDを予約した。

V.A.

南国の熱風

CD 東芝 TOCT6546

このシリーズは自分がこういうものに気がつく前に出たシリーズなので地道に集めていくしかない。昭和30年代から40年代にかけて発表された軽音楽もののラテンカバーとラテン歌謡を集めた各社横断シリーズのうちの一枚。二曲取られている有明ユリのボーカルのはじけ具合が素晴らしい。この人辺りはこういう機会でもないと聞く機会もない。軽音楽ものも珍しいものばかりだが、特に何故こんなイントロになったのかさっぱりわからないニューハードの「マンボNo.5」が聞き物といえば聞き物。このシリーズのテイチク編はベースをミックスしてグルーヴを増していたりするのだが、果たしてこれはどうであろうか。

錦織英雄とサウンドオブキングス

まつげ

EP ローヤル RQ695

聴取中。60年代ローヤル唯一のムードコーラスグループ。

ザ・ピンク・スポッツ

東京むきの女じゃない

EP 徳間 7JAS98

聴取中。女性四人組グループ。メンバーの名前がデブ、ブス、チビ、ノッポってのはひどい。どうもグループ名と同じ名前の公演があり、それに主演している女優四人のグループらしい。

21.8.23 いいえ私は。

緑川アコ

別れ話は女から

EP RCA JRT1462

聴取中。

赤い靴

EP 東宝 AS1105

聴取中。謎の女性歌謡デュオ。

ハニー・ジューン

再会の街

EP キング BS1753

聴取中。

21.8.22 興奮しております。

ロス・インディオス

ノーチェデ東京 魅惑のインディアン・ハープ

LP コロムビア ALS4097

マヒナを除くとこのグループがムードコーラスグループの中で最も多くアルバムを出しているのだろう。下手をするとマヒナより多いかもしれない。
 まだ本間信がギターで在籍しており、メンバーも本間兄弟、棚橋、秋葉の四人しかいない。本間保のインディアン・ハープを大フィーチャーしたインストアルバムで、本人たちの演奏とタンゴバンドのようなバックのコロムビアストリングスの演奏の伴奏が大変にバランスが取れており優雅なことこの上ない。ハバネラバンドのようだ。選曲は書き出せば無節操でシャンソン、当時のラテン系歌謡曲、懐メロとばらばらだが、聴くと洋楽的、特にシャンソン的なニュアンスにまとまっていて大変に聞きやすい。タイトルの通りで本間のインディアン・ハープが大変に魅力的な響きを聞かせる。各社に散らばっている(少なくともコロムビア、キング、テイチク、ポリドールからはアルバムが出ている。)音源から特に精選された楽曲を選び出してぶっ続けで聴いてみたい。お勧めする。ちなみにジャケが訳のわからない格好をしたヌードジャケだ。

鶴岡雅義と東京ロマンチカ

なみだ妻

EP テイチク AA10X

聴取中。

ジュン池内

青空よ帰ってこ〜い

EP コロムビア SAS1624

聴取中。

北怜子

女の手形

EP コロムビア CD87

聴取中。有名盤。

美貴エリ

自由な女

EP ビクター SV21387

聴取中。

大西睦美

今夜もまた

EP 東宝 AT1007

聴取中。

大井みな子

あなたがほしい

EP ローヤル RQ684

聴取中。時不成ローヤルレコードブーム有。

三上和夫

ゲランの香り

EP ピーチ STS1004

聴取中。メロトロン歌謡らしい。

マド・ゆうこ

女・みなと町

EP RCS RCS1015

聴取中。八代亜紀とは別。

山倉一夫

飯山の女

EP トーチクミジックプロダクション 番号なし

聴取中。バックがアンチャーズなるハワイアンバンド。

 

21.8.21 一息ついた。

古谷充とボサノバ・フレッシュマン

ボサノバ・デ・トーキョー 新宿ブルースからたそがれの御堂筋まで

LP フィリップス FS5013

名バンドではあるが、本来のフレッシュメンとの関係がよくわからないバンド。フレッシュメンと同じバンドだということで話を進めるが、フレッシュメンは関西で圧倒的な実力を養っていたジャズ/ラテンバンドでこの名義で何枚かアルバムを出している。これは当時のヒット歌謡(ただし一部シャンソンを含む)をボサノバで料理した珠玉のアルバム。ギターとしてリンド&リンダースの加藤ヒロシが参加しており、彼が作曲した曲もB面の後ろの方にまとめて入っている。どの曲もバンドの実力の高さがはっきりと示されていて眩暈がするような煌びやかさではあるが「デイ・トリッパー」風のベースラインが心地よい「太陽の翼」と高速のボサロックに豹変した「心のかけら」は驚愕の出来。何曲かGSもやっているのに何故「GSア・ゴーゴー」に一曲も収録されなかったのだろうか。名盤。

和田弘とマヒナ・スターズ

山のたそがれ

EP ビクター VS725

聴取中。B面は三浦洸一「山の霊歌」。

和田弘とマヒナ・スターズ、松尾和子

誰よりも君を愛す

EP ビクター VS282

聴取中。A面所持済。大ヒット。

和田弘とマヒナ・スターズ

島の娘よ、さようなら

その他 ビクター 5V16

聴取中。このフォーマット何?

21.8.20 疲れを癒す。

和田弘とマヒナ・スターズ

ウナセラディ東京

17cmLP ビクター SVC46

聴取中。

和田弘とマヒナ・スターズ

博多の夜

EP 東芝 TP2199

聴取中。ヒットしているはずだが余り見ない。

波純子

夜蝶ブルース

EP クラウン CW1067

聴取中。

ポピーズ

チェリーピンク‘76

EP 東芝 TP10007

聴取中。ポピーズの前にポピーズは無く、ポピーズのあとにポピーズはあらざりき。

21.8.19 仲良く。

V.A.

橋本淳作品集

2CD EMI TOCT26871・72

これは東芝音源で固められた本格的な橋本淳アンソロジー。「時代の寵児」橋本淳の楽曲については下で触れたとおり。筒美京平作曲のものが殆どで橋本淳と筒美京平の関係の深さがよく伺える。ロス・アンヘリトス、長沢純などの作品が珍しい選曲だが、その他にもリンダや尾藤イサオ、マヒナスターズらといった歌手陣でも今回が初CD化という作品があり珍重珍重。橋本淳ご本人のインタビューでもBBSの「恋のチャンス」が気に入っているといっておられるが、この曲の肝は意味不明なところだと言う。何だ、本人も自分の詞の世界のパワーがどこから来ているのかわかっているのではないか。なおさらこの橋本淳の詞世界を容認できなかった昭和46年ごろの世の中の空気というものの器量の無さを嘆くばかりではないか。まだもう一花咲かせるのに十分な時間が残っていると思いますので、まったく他の作詞家が思いもつかないようなものすごい絵空事の詞でもう一度一世を風靡していただきたいと思うのであります。GSは詞が弱いのではなくて余りにも特殊で他の追随が及ばなかったのであります。

V.A.

なかにし礼作品集

2CD EMI TOCT26873・74

近年は作家としても活躍するほか、様々なジャンルを飛び越えて卓越した行動をしてきた人だが、作詞から出てきたのにもかかわらず自作自演が出来る職業作詞作曲家というのは空前絶後であろう。その作品集。この人の詞というのはとにかく艶かしい。宇宙として完結したる阿久悠、きらびやかな60年代の橋本淳、情に欠けることを都会的と称されたる松本隆といった人たちの詞とは違う、底が知れぬ深いトンネルの口が歌詞の中に潜んでいる。これは根本にシャンソンの日本式への翻案という姿勢があり、また、前述の通り自ら作曲を行うという音楽的な素養が歌謡曲時代の作詞家としては大変に異例な大局から詞の一語を選べるという利点がよく効いているのである。それにしてもその詞の世界が実に多彩である。大作詞家は数あれど、その各個の歌の世界観はどこかで共通点がある。そういったものが無く、それよりも更に深い地点でのいわば「道」から詞が溢れ出てくるような感覚があるのはこのなかにし礼と浜口庫之助の二人があるばかりである。これもデータの類が全くついていないのが大変に惜しい。

V.A.

岩谷時子作品集

2CD EMI TOCT26869・70

 岩谷時子という人については、何も知らざるうちは勝手に文学少女的なイメージを持っていて、お写真を見て、想像と全然違ったために大変に驚いた記憶がある。この人はもともと越路吹雪のマネージャーであって、そのうちにその縁でシャンソンの訳詩を手懸けるようになり、やがて作詞家となっていったものである。
 案、シャンソンと1960年代のポップス系歌謡曲には大変に近いニュアンスが含まれていたのだろう。黒沢大人は「オックスはシャンソンではないか」と書かれたけれども、ロック上陸以前の雰囲気がまだ去っておらなかった1960年代には大陸系のポップスという選択肢がまだ厳然とそこに存在しておったのである。かような時代と彼女生み出されるものが大変に合っており、一時代を築いたものの、やがて歌謡曲の方が曲がったので、次第に一線から外れていくことになったのであろう。これは橋本淳とは逆と言うべきか。
 私にとって昭和45年というのは歌謡曲が曲がった年に他ならない。だから糞味噌一緒にするような、正曲の区別も無い現今の「昭和歌謡」という言葉が嫌いなのだ。
 曲よりも詞が先導する歌が多く、ある意味では非常に癖の強い詞世界である。郷ひろみ、越路吹雪あたりは普段は殆ど聞かないのでこういう機会でもないと何ともしようがない。曲の面で見るとどう聞いても当時同時期に発売された別の曲と演奏陣が同じと思われるものが幾つもあり時代を感じざるを得なかった。
 しかしこのシリーズのクレジットの雑さは何なんだろう。この十年ぐらいの東芝乃至EMIのセンスの劣化振りが出ているような気がする。

ハニーナイツ

待ちぼうけ

EP テイチク US776

聴取中。一気に売れなくなったテイチクでのサードシングル。

 

21.8.17 給う。

V.A.

橋本淳作品集

2CD コロムビア COCP35638〜9

レコード会社各社の音源をまたがる待望の本格的な橋本淳アンソロジー。昭和40年代前半の歌謡曲とは橋本淳の詞の世界に遊ぶものであります。但しこの人は昭和45年以降もヒット曲と言えるものは散発的にあるけれども、その見るべき作品は極端に昭和42年と昭和43年の作品に集中しているように思う。グループサウンドの時代に特化した作家であったと思うのであります。思うに、昭和42・43年の和製ポップスは旧来の例えば佐伯孝夫のような終戦の焼け跡の頃から詞を書きまくっていた人の若者のイメージが現状と会わなくなってきており、若者というものがある種の曲がり角に立っていた時、旧来の大人の恋愛でも大人から押し付けられる若者像でもなく、かといってこのあとの70年代フォークのような若者自信が発信する音楽がまことに貧弱な時代に、ひたすら抽象的で夢物語のような、自分のいる世界とは違い、また、旧来のレールの上を走らない橋本淳の詞世界に若者のみならず世界が変わって行っていることを実感している大衆がこれを望んで遊んだのであります。ところが昭和44年にはこれはどうも世界というものは簡単に変わるものではない、変わってもそれはそれなりに問題があるだろうと言うことに気がついた大衆が夢から覚めて、丁度またこの頃に橋本淳自体が自分を追ってきた山上路夫、阿久悠、或いはフォークの人たちもその中に入るかもしれないけれども、彼らのより聞き手の等身大に近い詞世界に影響をされてしまったのか(まあ実際そういう人の曲のほうが売れてたし。)、妙にドリーミーな詞の世界を自ら破壊して新しい詞世界を用意し得なかったことがあって、時代の寵児という位置に自らを封じてしまったのであります。だからグループサウンドというものはその一瞬のきらめきが最大限に生かされたものであって日本の歌謡史上極めて特殊なものであり、また、橋本淳の本質というのが、45年以降で光り輝くような楽曲が現実的な要素を排してファンタジーを前面に打ち出した「銀河鉄道999」や「星物語」(この名曲はいまだにCD化されない。これは時期外れであるけれども、橋本淳の作家性を最も顕著に表しており、同時に歌謡曲の娯楽性を最も突き詰めたその頂点である。残念ながらピンポンパンの挿入歌であったから一般向けにヒットしなかったが・・・。)であることから、阿久悠よりも派手でかつトリッキーでないファンタジーであることをよく示していると思うのであります。そういう中「弟よ」は橋本淳とイメージが結びつかないけれども、これは時代の余韻というものであろうか。また「中村八大作品集」の所に述べたように、細かい事項に踏み込まないのが歌謡曲の本質であると思うが、昭和44年までの橋本淳にはこの万人が楽しめるファンタジーとは何かがちゃんと備わっていたと思うのである。ちなみに自分は、大変に申し訳ないけれども、「海岸線のホテル」という歌は全然いい歌だと思わない。編曲や曲の構成にも大変にふまんがあるけれども、特に詞の出来がよくないと思う。あれは発注者のミスだと思う。色々と腑に落ちない点は多いが、何故宝塚のステージを見ているような絵空事のような詞という発注をしなかったのか、あんなに具体的な場所を出すというのは有職に合わないばかりか、詞の情緒を極端に落としていると思う(というか曲調が昭和47年前後の曲に聞こえるのも有職故実にあっていない。筒美京平じゃなくて三人邦彦のうちの誰かや近田春夫が作曲するべきだったと思う。ただそれでは曲の売りにならないだろうが。本当のことを言うと筒美京平作曲が売りになるということ自体が根本的に間違っていると思うが。)。それと「太陽は燃えている」は本当にすごい。逆に原由子の「太陽は燃えている」は何故あんなに残念な出来に仕上がったのか。やはり楽曲には如何に空気が大事かということを痛感する。曲を楽譜のまま演奏すれば元の通り復元できると思っていたら大間違いだと思う。

V.A.

萩原哲晶作品集

2CD EMI TOCT26867・68

今回の東芝による作家別作品集の中で最も楽しみだったのが実はこれ。萩原哲晶は歌謡ポップスにおける最重要作家にもかかわらず、作った作品がコミックソングを中心だったせいか、作品集というものはついぞ出たことが無かった。もちろんシリアスな曲も収録されているが、多くは愛嬌のある曲で、確かにこの人の色というものが感じられる。もともとは陸軍戸山学校にいた人だけあって「ホンダラ行進曲」を聞き直すと確かに「大陸行進曲」(これは中支派遣軍軍楽隊作曲。)と同じような旋律があって、その経験が生かされているのがわかる。単純に収録曲だけを見ても、望月浩と松平ケメ子が初CD化曲を含め複数曲含まれているのは快挙。特に解説によると望月浩の「君にしびれて」はお気に入りの曲だったということで、自分もこの歌を気に入っているだけに大変にうれしい事実だ。さらに克美しげるの「エイトマン」を東芝が通常売りのCDで復刻したのは大事件と言えよう。大滝詠一の解説がついているが、「たいへん!バイキン音頭」「イエローサブマリン音頭」を聞いたあとに改めて「レッツ・オンド・アゲイン」を聞くと如何に大滝が萩原から影響されたかがわかって感慨深い。これもせめてオリジナル盤の発売日とレコード番号ぐらいは記載して欲しかったのが悔やまれる。そこを考慮してもお勧め。

V.A.

いずみたく作品集

2CD EMI TOCT26865・65

いずみたくの作品集。フォークと似たような立場にいて、実際にシャデラックスあたりの曲を作ってはいるが、やはり歌謡曲、ポピュラーの土台の上にいる人であったということが確認できる。歌謡曲味がたとえば中村八大や服部良一よりもなお薄いように感じられるのは、もともと舞台音楽などを手がけ、終始ミュージカルというものが念頭に置かれていたから、歌謡曲的なミュージカルが成立しないということの裏返しであったのだろう。またCM音楽の直系であるから朗らかさや透明感がついて回っているが、後ろのほうに行くほど朗らかさが「躁」の域にまで達していっているように聞こえる。この人は歌手が閥になっていて極端に収録されているタレントが偏っているが、これは逆で、歌える人でないと曲提供をしていなかったのであろう。ほぼ一枚目が東芝の音源、二枚目が他社の音源ということになっている。コミックソングの歌手としての坂本九の偉大さに改めて気がついた。他では市川染五郎(先代)の「明日も逢おうよ」等が珍しい。どうでもいいが曲ごとの解説や発売年月日などの情報が一切ないので、EMIとしては余り大きな企画だと思っていないのではないか。

V.A.

鈴木邦彦作品集

2CD EMI TOCT26863・64

鈴木邦彦は中村八大とも関係深く、ジャズ系のピアノ演奏者としても有名であったが、何といっても60年代後半のキューティーポップスと言われるジャンルは鈴木邦彦の音楽がその中心にあったし、隣接ジャンルであるグループサウンズにも巨大な影響を及ぼしたのである。多彩な顔ぶれが並ぶが、当然ながら東芝の楽曲が中心に据えられている。大ヒット曲が中心だがポイントポイントにカルトな曲が配されているが、これは逆に言えばこのシリーズのほかの作家に比べて活動時期が短いということの反映でもある。その意味では最も時代性が感じられる一枚といえよう。それにしてもこのシリーズ、データのこともそうだが、EMI発売分の8枚ぐらいはダブりを排してもよかったのではないかと思う。

V.A.

中村八大作品集

2CD EMI TOCT26861・62

中村八大は以前に大きなボックスが出ていたりして割合に整備が進んでいる上、取り扱いも上級の歌手が多く、殆どは聞いたことのある曲ばかりである。大概曲に滑稽味や明るさというものがある。
 この辺りを謹んで考えると、テリー伊藤の言うよう、今の流行歌は例えば東京や銀座ということでなしにお台場のどこそこというような詳細な舞台設定が用意されていて、いわば流行歌の私小説化が進んでいて、これが歌謡曲の近代化に寄与しているようにされているけれども、事実は逆で、そのような詳細な舞台設定は知る人には「絵空事」の世界を却って封じられるし、知らない人にはそのニュアンスが伝わらないから、歌手或いは作詞家の私的な体験を一方的に語られているに過ぎないこととなり、万民に共通するファンタジーというものを共有できないのである。これが引いては歌謡の世代的な分裂を促し、また、大衆全般に流行する流行歌の廃絶をもたらしたと思う。これはフォークやニューミュージックの歌手のように作者と表現者が同じか近く、また聴取者と表現者が共犯関係もしくはこれを感じさせる幻想があるうちは有効に作用するけれども、これが逆転し、私的な事項を表現することが流行歌の第一として認識せらるるようになっては、歌謡の本義を満たせない。歌謡の本義とはヒットすることであります。ヒットというのは、枚数を売ることももちろん入るけれども、これにより長く大衆に残り、将来に渡って、利を人々に付与し続けなければならない。よく流行歌手がありのままの自分を聞いて欲しいなどというけれども、これは心得違いもいいところで、聞き手はエンタテインメントを聞きたいのであって唯の愚痴や痴話話を聞きたいのではない。愚痴や痴話話もエンタテインメントになっておれば良いのであって、自分は嫌いだけれども、所謂ニューミュージックの諸作が今に残っているのは、エンタテインメントとしての愚痴や痴話話、或いは愚痴や痴話話がエンタテインメントにまで昇華されているからである。この辺りを歌手どころか作り手やスタッフまで勘違いして歌手のありのままを示せば良いと考えているのは単なる履き違いで歌謡の撃滅に直結する。大体ありのままといいながら大概に汚いところや都合の悪いところはカットするのが普通だからありのままを表現するというのはありえない。ところが高度にエンタテインメントになったはずの歌謡にはエンタテインメントの帷子の袖の下から思いもかけず歌手や作り手のありのままが見えることがある。これがよく練られた歌謡の大変に面白いところであり、歌謡の楽しみである。出来の悪い私小説的な歌ではこのような吟味を行うことが出来ない。
 そういった現在の壊滅的な歌謡状況を考えるとこのアルバムは大変に考えさせられる。ああ、エンタテインメントの真髄はここにあり。

V.A.

昭和ガールズ歌謡レアシングルコレクションキングレコード編

CD キング BRIDGE143

昭和40年代までのキングの勢いが感じられる選曲。事実上の「60‘sキューティーポップスコレクション」の後裔で、オールスターズワゴンの演奏する楽曲などを中心としてビート歌謡が多いが、その前後の時代にまたがる珍しい曲やグルーヴ歌謡も一部収録してある。念頭においているのは上にあげたコンピだけであり、これ以外で復刻されている楽曲がこのシリーズのCDでは最も多く9曲にも及ぶ。とりわけ「銀座ゴーゴー」はこれで四回目の復刻となってやや俗に流れているか。しかし、そうはいっても太陽の一年と言われる昭和43年を中心に持ってきている(10曲も採用されている。)のは見事だし、初CD化曲も今までのシリーズのような残滓感が全くないのが素晴らしい。
 さて、書くところもないから書いておくと、ここに収められているヴォーチェアンジェリカの「太陽の仲間たち」(名曲!)はシングルと同じテイクだが、あまり知られていない別テイクがある。これは、新譜発売の際に配られる店頭演奏用の四曲入りレコードに収録されているテイクで、サビでのコーラスの入り方が違うほか全体的に硬直した歌唱をしているものである。通して聞くとシングルとして発売されたものの方が躍動感に溢れ出来がいいように思う。このレコードが当初の予定と違うカタログ番号で出ているのは、この差し替えがあったためらしい。

V.A.

ジャパ・ヨーガク〜バババ〜

CD キング KKP2

和モノ再評価の初めの頃に「東京ビートニクス」というシリーズが出たり、或いはコロムビアではレディメイドから和製モッドや和製ジャズを集めたシリーズが出たことがあるけれども、そういったコンセプトで編まれたコンピ盤。キングに残された洋楽のカバーのうちグルーヴィーなチューンを復刻していて、自分が昭和30年代のヒット曲から昭和40年代のマイナー歌謡へ嗜好が移っていった頃の熱気がよみがえった。曲間を徹底的につめ、あたかもDJが次々にレコードをかけていっているかのような構成になっている。
 選曲は、初めはジャズの日本語カバー、中盤はロックの喫茶店BGMもの、それから段々歌ものに移っていく。初めの強烈なフランキー堺の「シングシングシング」から続く三ツ矢雄二の超高速の「フォーブラザーズ」へまったく違和感なく繋がっていくのを聴いた瞬間の驚きといったらない。「ハハハ」や「バットマン」、「バラバラ」などの喫茶店BGMものはもちろんだが、歌ものも今回が初CD化というものが結構多く、かなり前にDJ向けのアナログ盤で復刻されたことはあるが絶えて久しくCD化の声も聞かなかった中村晃子の最高傑作「白い恋の炎」がついにCD化されたことは大変にめでたい。今季の歌謡曲系復刻コンピでは最も素晴らしいものである。但し、解説などは一切なく、紙ぺら一枚曲名と最低限の情報が書いてあるだけなのは、不親切。これであと500円高くて濃密な解説がついているか、この仕様で500円安ければ最強の一枚だったのに。あとトラックの切り方がもう少し丁寧なら言うことなし。

ザ・キング・トーンズ

さよなら友達

EP ポリドール DR1551

A面は「家へ帰ろう」のB面の再発。出来が良いから故の再発だろう。B面CD化済。

ロンリー・キャッツ

僕が誘った女の子

EP RCA E1025

聴取中。「幻の名盤」。

21.8.16 いいこと。

玉川カルテット

おんなの詩集

EP RCA RVS1029

 うねりの心地よい台詞入りの軍歌風演歌。歌謡浪曲の素養を思い切り曲にぶち込んでおり、殿キン、ぴんからの大ヒットに対する芸人世界の混乱振りが感じられる。尺八がフィーチャーされている。B面は「金も要らなきゃ・・・」の例のギャグを大きくフィーチャーしながらまじめな浪曲系演歌に落とし込んでいる。両面とも市川昭介作曲なので純正演歌ではあるが芸人が歌うという点を忘れずに作られているのに好感は持てる。

やまと

新宿ディスコ・ナイト

EP フィリップス SFL2391

聴取中。この時期のフィリップスは訳のわからないディスコものが結構あるので困る。

21.8.15 海ゆかば水漬く屍山ゆかば草生す屍。

桂三枝

桂三枝の《お勉強大特訓》ハッスル算数Vol,1

12吋 東芝 TP72194

聴取中。なかにし礼作詞、ジェームス・リード作編曲。有名盤。「面積アゴーゴー」はCD化済。

あい御影

帰っていらっしゃい

EP クラウン CW1632

聴取中。

21.8.14 二冠じゃいかんで三冠。

和田弘とマヒナ・スターズ

サヨナラ札幌

EP ビクター SV350

聴取中。

ザ・キング・トーンズ

愛のノクターン

EP ポリドール SDP2041

全然売れなかった四枚目。A面CD化済。B面は懐かしさに溢れるスローテンポなブルースで、キングトーンズの本来の姿にかなり近いラインに沿って演じられ、胸に熱いものがこみ上げる実力派ならではの天下の名唱。ニューオーリンズの空気が流れてくる。

森雄二とサザンクロス

生命のブルース

EP クラウン CW1750

サックスの咽び泣くジャズ系のロッカバラード。冷たく凍りついたような空気を醸し出すサザンクロスのボーカルが悲しい女の身の上をいやが上にもより一層切なく語る。このバンドへ割り当てられたのは大正解。B面はカラオケ。

フルーツ・ショップ

葡萄園の伝説

EP ソニー SOLB168

聴取中。

 

21.8.13 桂朝丸の動物いじめが聞きたい。

ザ・キャラクターズ

甘えたいのに

EP コロムビア CD36

全然売れなかったセカンドシングル。前作の退廃感はどこへ行ったのかというルンバ歌謡で、前作のB面と構造が似ているから筋は通っているけれども、ちょっとヒットさせるには難しい。ガレージ感覚が少しあるのは普通のムードコーラスとは一線が引かれるところであろう。B面は歌謡ポップスグループとしてのキャラクターズ、そして後に怪作・グルーヴチューンを連発した奇妙なグループとしてのキャラクターズの先蹤となる妙にディープなビート歌謡。同時期の沢村和子とピーターパンとよく雰囲気が似ている。

ジャニーズ

焔のカーブ

EP ビクター SV236

聴取中。両面バックはスパイダース。いい加減彼らのベスト盤を出して欲しい。

加島美沙

ヨコハマの女

EP ビクター SV2027

聴取中。うちの親がこんな服ばかり着ていたなあ。A面CD化済。

21.8.11 色々と。

玉川カルテット

玉カルのアンアン小唄

CDS ソニー SRDL4545

大滝詠一プロデュースで山形かゑるこ(伊集加代子)や山田邦子にあてがった曲を復興。詞は全面的に書き改められている。「田園」を取り入れたりしてクラブミュージック風に仕上がっていてその意味では先見的。間奏ではお得意の「金も要らなきゃ・・・」のギャグが挿入され、最後もしまりの定番ギャグが入っている。何故かスマップを思い出した。案外フックが少ない曲でありましょう。

ガーネッツ

忘れえぬ君

EP ミックス S1013

聴取中。自主GSだというふれこみだったので買ってみたが、ジャケットの雰囲気はさかのぼっても昭和46・47年、下手をすると昭和60年代のネオGSではないかと思われる。これで音がGSならば風俗的にはオーパーツなものになってしまうが、さて。

ミス花子

もうかりまっか

EP コロムビア LK29A

聴取中。この人のことはよくわかっておらないが、大阪のコミックシンガーということでいいのだろう。

ドレミファン

わたし半人前

EP ソニー SOLB140

聴取中。渚まゆみのカバー。このあたりの女性ユニットと言うのは複雑に絡み合っていて一度表か何かを作らないと人の動きが全然つかめなそうだ。

ジュン・友美

競艇音頭

EP スター STAR1001

聴取中。自主盤ながらAB面ともによく知られた超有名盤。

井沢八郎

度胸っ子

EP 東芝 TP1195

聴取中。A面CD化済。弾厚作(加山雄三)が初めて自分以外の歌手に書いたということで知られる曲。

ジ・アッシュ

友情の讃歌

EP コロムビア大映 G37

聴取中。女性メンバー一人を含むフォーク乃至歌謡ポップスグループか。

三木のり平、ザ・ブレッスン・マン

遅れて来た月光仮面

EP キング BS1388

聴取中。モップスの「月光仮面」の衝撃は大きかったらしく、「ケメ子の歌」と同様に各社から相当のコミカルな「月光仮面」ものが出ており、これもその一枚だが、それらの研究はされておらないようである。

21.8.9 寝まくる。

大前あつみ&サザンクロスwithTOMO

愛されて高崎

マキシ クラウン CRCN936

多分森雄二とサザンクロスの裔でいいと思うのだが・・・。サザンクロスというよりも東京ロマンチカのような曲で、東京ロマンチカがサザンクロス化してサザンクロスが東京ロマンチカ化して行っているのが面白い。女声の低音部の伸びがやや苦しげだが、それをさておいても厳しい曲だ。カップリングは旧サザンクロス色が出ているが、これもサザンクロスというよりもムーディスターズのような曲で、こちらの方が自分の好みだが大変に厳しい曲であることは変わりない。特に詞のイメージが散漫であろう。サザンクロスが同じバンドだとすると前橋と高崎の両方を歌った歌手というのは大変に珍しいのではないか。
(追記・このバンドは、森雄二とサザンクロスが一旦活動を休止しているときに、サザンクロスの前身バンドにいた大前が、一応森雄二とサザンクロスとは別に立ち上げたバンドだという。バンドの立ち上げには色々と事情があったようだが、平成21年には(森雄二と)サザンクロスが活動を再開し、結果として系統の違う二つのサザンクロスが並立している状態になっているようだ。)

 

21.8.7 万歩計を落とした。

ザ・スウィング・ウエスト

ジョンガラビート

LP テイチク UPS1009J

彼らのGSとしてのファースト。民謡のエレキ化。殆どはCD化されており、初めて聞いたのは「日光和楽踊り」と「郡上節」だけだが、この二曲は確かにCDされた曲よりもテンションが落ちるかもしれない。このアルバムの聞き所はやはり後に渋谷公会堂でのワンマンライブでも披露された「鹿児島小原節」だろう。

丸山修とロス・パリエンテス

おんなと艶歌とパリエンテス

LP キング SKK548

唯一?のアルバム。ムードコーラスのアルバムとしては大変に演歌色の強いアルバムで同時期のシャネルファイブのアルバムと比べてもその演歌度は際立っている。A面は森進一や東京ロマンチカといった当時のムード歌謡のヒット曲のカバーを連ねており、B面はデビューシングル両面を含み、おそらくオリジナルで固めたものであろう。森進一のカバーでの掠れるようなメインボーカルのほか何人かのメンバーがメインを取っており、ブルーベルシンガーズを思わせるものからアーズを思わせるものまで様々な表情を見せ、その実力の高さが察せられるが、何とも地味な印象を受け、とりわけバンドとしてのグルーヴが余り感じられない。何故か全編に山内喜美子の京琴がフィーチャーされている。通して聞くと狙いどころが定まっておらず、当時のムードコーラスの大きな流れをいい所どりしようとして、却って楽曲がまとまらなかったという、散漫な印象が残る。あえて言えば東京ロマンチカ路線がよく合っている様だが、ロマンチカのギターに相当する強烈な武器を持たなかったのがその決定的な敗因となったのであろう。

よつば姉妹

男女ぶし

EP クラウン CW301

聴取中。

よつば姉妹

ワン・ツー・スリー・ラブ

EP クラウン CW741

聴取中。「幻の名盤」。A面CD化済。

クール・キャッツ

若さを歌おう

EP コロムビア SAS314

聴取中。

クール・キャッツ

ジングル・ベル

EP コロムビア SAS378

聴取中。クリスマス盤が出るほどの人気があった人たちだったのだろうかと言われてしまう。

エロスチック・チチバンド

モゾモゾ

EP サプライズ SFS0054F

聴取中。京都の男ばかりの五人組ロックバンド(但しこのレコードではサポートメンバーが入っている。)で、ただ名前だけをパロディにしただけでサディスティック・某とは全然関係ないものと思われる。

パナシスト

星空のパナシスト

EP エピック 075H61

聴取中。この10年ずっと探していた一枚。一人曰「本朝テクノ歌謡之第一」。元祖宅録テクノ。パナシストとは「やりっぱなしにするひと」の意味だそうだ。駄洒落だ。

三浦洸一

君をみつめて歩く街

EP ビクター V198

聴取中。B面は和田弘とマヒナ・スターズ「青い広場の終着駅」。

葉村エツコ

でも好きよ

EP キング BS769

両面CD化されたるにつき、特に記さず。

八泉鮎子

女賭博師

EP 大映 D78

聴取中。「幻の名盤」。この人の最高傑作。A面CD化済。

南雲修二

タンピロ・トレラカ・トケテンテン

EP フィリップス FS1157

聴取中。47年ごろにコミックソングの名盤を連続で出していた人。この人の「ノーパンブギ」が欲しい。

八汐みどり

ひとり夜な夜な

EP クラウン CW975

聴取中。有名盤。

21.8.6 もう少し。

富士進と東京フォーカード

姑耶山のひと

EP キング NCS223

聴取中。東京フォーカードに二枚目があったなんて!姑耶山(にやさん)とは岡山の焼き物で有名な町。

21.8.5 最近の芸能人は皆すごい。

北原理絵

うざったいわね

EP 東芝 PRP1108

聴取中。ロマンポルノとかに出ていた女優さんのレコード。A面CD化済。ジャズスタンダードに日本語詞をつけたもの。

21.8.4 色々と上手く回ってきたので頭を丸めてみた。

エル・ソタノ

忘れるさ忘れるさ

EP ビクター SV900

聴取中。名ソフトロック。B面CD化済。

麻里圭子、横田年昭とリオ・アルマ

裸足のままで

EP ビクター SV850

聴取中。これもソフトロックの名曲。A面CD化済。

城千景

ヨコハマで恋して

EP ビクター SV831

聴取中。有名盤。ビクターセブンフレッシュ。

十田敬三

マイラヴ

EP コロムビア LL10113J

聴取中。「デビルマンのうた」で有名な人の歌謡盤。多分二枚目。この人は昔はコニーアイランダーズにいてその後パラダイスキングへ行ったから実はハワイアン系の御仁である。

チャミ・しのぶ

キックの花

EP コロムビア AK84

聴取中。ジャケ買い。

21.8.3 こなれないなあ。

レツゴー三匹

もうおそいんだよ

EP コロムビア AK13

 長作をフィーチャーした純歌謡。小林旭や克美しげるの楽曲を思わせる莫寂感溢れるやさぐれ物。整っている曲。長作なのにジュンとはこれ如何に。B面はジュンのソロで意外にもムード歌謡の正統的なボーカルを披露している。多少荒いがなかなか上手い。こちらも小林旭風ではあるがよりムード歌謡的で親しみやすい。

21.8.1 大蒜食いすぎ。

殿さまキングス

愛のともしび

EP ビクター SEP72

聴取中。これがラストシングル。何しろジャケットにラストシングルと書いてある。A面は宮路オサム、B面は尾田勝のソロ。

伏見直樹 ジゴロ軍団

愛の方程式

EP ディスコメイト DSK208

聴取中。ムードコーラスの二大奇盤の一。

青木万之介とワルノ・リーズ

流れてしまったものは愛

EP キング NCS346

聴取中。50音順にムードコーラスを並べると一番最後になるバンド。B面は作者でもある宮西渡の「これからは」。ちなみにジャケットには全く番号が書いてない。

ザ・ライジング・サンズ

ひとりぼっちの私

EP キング HIT732

聴取中。ライジング・サン・トリオに一人入ったグループ。

宮本弘美

SLライン大井川

EP パシフィック TRS2042

聴取中。C56ジャケ。

大田健

中洲の女

EP パイレーツ WR7004

聴取中。元ファンキープリンス。

 

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